時事ニュースで管理人が気になった記事をまとめています。ほぼ日刊です。

時事ネタ斬

TPPの医療自由化で日本医療はどうなる?崩壊の危機と対策

      2015/11/30

TPPの医療自由化で日本医療はどうなる?崩壊の危機と対策

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加によって、医療が自由化された場合、日本の健康保険制度はどうなるのか?

関税のことばかりが問題になっていますが、他の制度にも大きな影響があるのです。

今回は日本の健康保険の制度に影響が出ることでの医療の崩壊の危機と、その対策をまとめてみました。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

自然消滅で別れるのは嫌!彼氏を最低だと思った時の対処法

せっかく好きになって付き合ったのに、別れが近づいてきた時には...

子供の頭痛はどこが痛む?おでこが痛む原因と対処方法

子供が頭痛すると言われると親としてはドキッとします。頭痛とい...

幼馴染に彼氏ができた!嫉妬する心理と心を抑えるための方法

昔からよく一緒にいた幼馴染に彼氏ができてしまうと、なぜか彼氏...

派遣の仕事は楽過ぎる?仕事が暇な時にやっておきたい事

派遣の仕事はいろいろありますが、会社によっては楽な仕事をする...

有給取得でボーナスが減額されるのでは!そんな心配を解決します

サラリーマンに平等に与えられる有給休暇、最近は有給の取得率を...

会社を休職したい!診断書なしで会社を休職するための方法とは

自分の体調が悪い時に病院に通っていても、なかなか体調が良くな...

会社で大きなミスして退職したい方へ 上手な退職願の出し方

会社で大きなミスをしたり、小さなミスを連発してしまったり。 ...

上司から言われる嫌味にうんざり、さあ反撃の時です!”

友人の間の皮肉は通常ユーモアとして扱われますが、上司からの皮...

職場の人とはプライベートで付き合いたくない!自然と距離を置く方法

職場で毎日顔を合わせていると、休日にプライベートな誘いを受け...

人間関係が希薄な職場… こんな職場で上手くやっていけるのか

人間関係が希薄な職場というものは、何処にでも存在します。 ...

定年後に趣味がない場合は気軽にできる趣味を始めてみる

定年後に趣味がない場合、何となく一日を過ごしてる方も多いと思...

ケルヒャーのスチームクリーナーで楽々壁紙はがし

市販のスチームクリーナーの用途の広さや性能についてはよく耳に...

子供の性格の悩み 友達に意地悪をする子の心理や対策

子供の性格に関して悩んでしまう親はたくさんいます。

正社員でも給料が安い!年収300万円以下で働く意味

正社員神話がある世の中でも現実は厳しいです。
...

これってイタイ?30代の男の写メの悲劇

30代男子というと、自分ではまだ若いつもりでも、10代から見...

大学の先生と喧嘩した! 禍根を残さないためにどう対処すべきか


大学の先生と喧嘩をする――喧嘩自体、褒められたこ...

《あの人は何を考えてる?》LINEの有料スタンプをくれる人

今では誰しもが使っているアプリ“LINE”ですが、日々個性豊...

コンクにピアスをつけてみたい!痛みの程度や基礎知識まとめ

ピアスが好きな人なら、ちょっと気になるボディピアス。

ここが違う!バイトを辞める時の迷惑な辞め方と良い辞め方

バイトですからいつかは辞める時が来ます。
...

《友達のいない女ってどうなの?》あなたが孤立してしまった理由

学校を卒業し社会に出てしまうと、本当に仲の良い友達としか連絡...

スポンサーリンク


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは何か?

まずはじめに、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とはどんなものなのかを学びましょう。テレビやネットなどでもよく聞く言葉になりました。

そもそも「TPP」は単語の頭文字の略で、英語で「Trans Pacific Partnership」(トランス・パシフィック・パートナーシップ)が正式な名称となります。それを日本語に訳したものが、環太平洋戦略的経済連携協定です。日本語の単語で考えると意味もわかりやすいですね。

参加できる国は、太平洋に面している国々となります。具体的には東南アジア・オセアニア・アメリカなどで、もちろん日本も含まれています。

目的は何かというと戦略的な経済で連携をとるとあるように、加盟国同士では、関税をとったりしないで自由な貿易をして経済の発展を進めていくというものです。関税のことばかりが報道されていますが、関税以外でもいろいろな規制についての国境をなくしてお互いに自由に取引できるようになります。

これだけ聞くと、どこがいけないの?と思うかもしれません。つきつめていくと意外な落とし穴が潜んでいるのです。

アメリカの医療の崩壊の実態を知っておきましょう 

アメリカでは驚くことにそれぞれの病院や製薬会社や薬局が、薬の販売価格を自由に決めることができるのです。病気は誰だって早く治したいものです。新しい治療法や薬が出て、それが従来の治療法や薬よりも病気が早く治るとなれば、高額なお金を払っても治したい人がたくさんいるでしょう。

いくらでもお金を払う人がたくさんいれば、新しい治療法や薬の研究に投資する会社も出てきます。そして好きなように高額の料金がつけられ、医療費が高くなってしまいました。

その結果ちょっとした消毒や点滴だけでも数万円、夜間治療は5割増し、手術にいたっては数百万円を支払わなければ治療が受けられなけくなりました。

こうなると、とても公的な健康保険の掛け金では治療費の負担もできません。何割か負担するだけでも、それを賄う金額を集めるとなると毎月の健康保険への支払額もとんでもなく高くなってしまいます。そこで、アメリカの公的保険は条件を設け、条件に当てはまる人のみが利用できる仕組みになっています。

ですから公的保険が使えない一般人は、民間の保険会社を使うしかありません。毎月の保険料が払えず保険に入っていない人もいます。保険もなく、お金もなく医療を受けられない人がいます。

現在の日本の医療制度はどうなっているのか?

日本の医療制度はどうなっているのか検証してみましょう。まずあなたが朝起きて頭が痛くて熱があった時、或いは遅刻しそうになって走って転倒し、捻挫したり擦り傷を作った時にあなたが病院に行ったとします。

病院の窓口で健康保険証と持っていれば診察券を出します。簡単な質問シートに記入をして順番を待ち、呼ばれたら診察室で診察を受けます。診察が終わると薬を受け取り支払いをすませて病院を後にします。

この時のあなたの支払い額の明細をみてください。一般的には2-3割をあなたが負担して支払っています。残りの7-8割はあなたが加入している健康保険で支払らわれています。また、掛かった医療費の総額も数千円から数万円ではないでしょうか。  

日本においては、この治療費は自宅付近でも旅行先でも、特別な治療やサービスを施している場合以外はどこの病院へ行ってもだいだい同じくらいの治療費です。ですから、安心して病院に行くことができます。

でも、この治療費が数万円から数十万円を支払わなくてはならなくなったら、あなたはすぐに病院へ行って治療を受けるでしょうか?

TPPで日本の医療や保険制度は崩壊の危機にあうのか?

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加することで、日本の医療や保険制度は崩壊の危機にあう可能性があるのかどうかを考えてみましょう。

そもそもこの医療の自由化とはどんな事を指すのでしょうか。現在の日本では健康保険が適用されている「保険診療」と、「自由診療」の2つを一緒に受けることが禁止されています。

これは何故かというと例えば健康で病院や薬が必要ない人が、他人の治療の分の負担をしたくなかった場合に健康保険をやめてしまい、必要な時だけ「自由診療」でその満額を払うことにしてしまう可能性があるからです。

健康保険の加入者が高額の医療をうけている人ばかりになれば、当然毎月の支払う掛け金も増えてしまうので健康保険の制度が崩れてしまいます。ですから、健康保険の加入を義務付けられて、みんなで医療費を負担しているわけです。

これが自分で自由に選択できるようになってしまうと、公的な健康保険をやめて自分に都合の良い民間の保険へ移行してしまう人がいるかもしれません。そうなると医療費の自己負担がドンドン増えてしまいます。

TPPの参加で起こる日本の医療崩壊を防ぐ方法

ここで考えなくてはいけないのは、国民性です。よく考えてみてください。日本はすでに公的機関と民間との両方が共存しているものがたくさんあります。そのいい例が教育です。教育はなくてはならないものです。

もし先にあげたことのように教育も当てはめるならば、学校に使われる税金に学校に行かない人から苦情が出て公的な学校はなりたたなくなります。でも、日本で1番と認められる大学は「東京大学」で国立大学です。また、各都道府県の高校においても、公立と私立で利用者の階層が真っ二つに分かれることもないように思えます。

また価格の自由競争だからといって、企業がどんどん値段を釣り上げるでしょうか?同じようなチョコレートを各社がこぞって数万円に値上げするなんてこともあった試しがありません。

医療が高くなることを心配するよりも、医療の内容や薬に対しての知識を持って、不必要な治療や薬は受け取らないなどの習慣を普段からつけておくことがまず先決です。
高くて儲けのある薬ばかりを処方する病院は選ばないなどしていけば、あこぎな儲けを取る病院は患者数が減り経営を見直さなくてはならないでしょう。

個人のレベルでもみんながモラルをもつことで今の日本の良い医療制度も残すことができると思います。

関連記事はこちら

 - 雑学

ページ
上部へ