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原因は心の悲鳴かも?嘔吐や頭痛や寒気は風邪だけじゃない

2015.4.9

あれ?風邪ひいたかな?と思ったけれども、どうも様子が変だな?と思ったことはありませんか?

嘔吐や頭痛に加えて寒気がするのは、もしかしたら心の陰りから来るものなのかもしれません。

嘔吐の起きる仕組みと原因

嘔吐は脳が嘔吐反射中枢に命令することで起きます。

弱い命令であれば吐き気程度ですが、強い命令になると嘔吐してしまうことになります。

嘔吐反射中枢が刺激されてからは、腸の出口が閉じて、食道の入り口が緩みます。

そこで逆流運動が起こることで嘔吐します。

ちなみに胃だけでは逆流は不可能であり、筋肉や横隔膜を使うことで逆流を起こしています。

そのため嘔吐するだけでも重労働で体力を奪われてしまいます。

それではどうして脳が嘔吐反射中枢に命令してしまうのかというと原因は非常に多いです。

食中毒、風邪、食べすぎ、アルコールの飲み過ぎ、乗り物酔いなどが大まかな原因で、さらに逆流性食道炎、胃酸過多症(胸焼け)、盲腸、腸閉塞、胆石、尿路結石、胃がん、髄膜炎など本当に様々な病気で嘔吐は起こりえます。

また病気や食べ過ぎではなくて、ストレスから生じる心因性の嘔吐や吐き気も起こることがあり、吐き気や嘔吐をしたというだけでは原因を特定することは難しいでしょう。

ストレスが原因で嘔吐や頭痛が起きることも

嘔吐の原因となるような疾患がないにも関わらず突然激しい吐き気に見舞われるのは心因性嘔吐を患っていると言えます。

ストレスが原因であり、不安や緊張を感じてしまう場面で吐き気を催してしまうことが多いです。

それでも、吐き気を感じるだけだったり我慢できずに吐いてしまったり吐き気の強さは様々で、また本人がストレスを自覚していなくても吐き気が起こるもあります。

心因性嘔吐を一度経験してしまうと、脳が吐いたことを記憶してしまい、同じ条件、つまり同じような場面や同じようなストレスで再び吐き気を催してしまうことがあります。

心理学でいうところの条件付けです。

そのような場合は慢性化する傾向があるので、本人は繰り返して苦痛を味わいやすく、日常生活に支障をきたすことも多く、職場を辞めてしまう人もいます。

心因性嘔吐であるか判断するためにも心因性嘔吐の特徴を知っておきましょう。

吐き気、悪心(気持ちが悪い)、頭痛やめまい、胸や胃がムカムカする、腹痛や便通異常、体重減少、そのような症状が見られる場合は心因性嘔吐の可能性が高いです。

頭痛と嘔吐の因果関係

人はストレスを感じると筋肉を緊張させます。

それは交感神経の働きで、ストレス下では筋肉に力が入るように交感神経が活発になります。

また、交感神経が活発になることで血管が収縮して血流量が少なくなります。

脳にも血液が必要であるにもかかわらず、ストレスによって血流量が減ってしまって血液が足りなくなり、めまいや頭痛が起こすことがあります。

またストレスで筋肉が緊張するので頭の筋肉も緊張・収縮してしまい、頭を締め付けるような痛みが頭に生じることがあります。

そして、それら頭痛と同時に吐き気を催すことがあります。

なぜ頭痛で吐き気が催すのかというと、説明は二つあります。

一つ目は自立神経です。

ストレスによって自律神経が乱れてしまって、身体がふわふわと宙に浮くような動揺性めまいを引き起こし、吐き気を催すという説明です。

二つ目は血行不良です。

ストレスによって筋肉が収縮して血流量が下がると十分な酸素や栄養素が行き渡らないので胃や腸などの内臓が機能を十分に発揮できなくなり吐き気を催すという説明です。

ストレスが嘔吐や寒気につながる

検査をして胃炎や胃潰瘍もないという嘔吐してしまうというのであれば、原因はストレスや精神的圧迫である可能性が高いです。

人の身体は精神との結びつきが強いため、ストレスを感じることで胃に痛みが走ることがあります。

パワーハラスメントをしてくる上司が職場にいて、その上司が近づいてくるだけ胃が痛むというのは典型的な症状です。

また吐き気や胃痛と共に寒気がするのは急性胃炎や急性胃潰瘍である可能性が高いです。

原因はやはりストレスです。

それらの疾患によって胃壁が荒れてしまって、それに抵抗しようと身体は活発になり発熱します。

そうなると風邪のような体温になってしまうため寒気を感じることがあります。

ストレスが原因となる嘔吐の場合は、身体の一部ではなくて身体のいたるところに症状が出てくることが多いです。

そのため、頭痛や胃痛、吐き気や悪寒など複合した症状の一つ一つは軽い症状だったとしても重なることで辛い症状になってしまうでしょう。

嘔吐が続くと身体の衰弱に繋がる

嘔吐することで身体から水分と胃液が失われます。

また胃液や十二指腸液などに含まれている電解質、カリウム・ナトリウム・塩素なども失われてしまいます。

電解質が失われることで身体は体内の水分調整が難しくなり、筋肉や神経が興奮してしまい、体内のパランスを保つことが難しくなってしまいます。

そのようなことがあるから嘔吐によって脱力感や倦怠感が生じたり、過度な緊張から手足がしびれたり、電解質の濃度が異常になることで口の渇きや皮膚の乾燥、それから尿の減少や体重の減少などが現れます。

それが進行すると間違いなく体力が減少してしまいます。

最悪の場合は意識障害が起こってしまいます。

また嘔吐をしていては消化や吸収の能力が低下してしまうので体内の必要な栄養素を摂取し難くなり回復に時間がかかるようになります。

それに嘔吐したものが気道に入ることで肺炎を起こすことがあり、ひどい場合には窒息を起こすことがあります。

そのように嘔吐していることで身体的・精神的な苦痛だけでなく身体が衰弱してしまうことでしょう。

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