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産後の家事の注意点。帝王切開の場合。

      2017/02/21

産後の家事の注意点。帝王切開の場合。

帝王切開での出産は手術が伴う分、母体への負荷が大きくなります。

普通に家事ができるようになるまでの回復の過程は人様々です。

今回は産後の順調な回復のためのポイントを紹介します。

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帝王切開は楽な出産ではない

帝王切開と聞くと、「お腹を痛めて産んでいない」とか「楽でいいよね」とか心無い言葉を口にする人がいます。

医学の進歩により、安全性も高くなり世界的にも増加している帝王切開術ですが、決して楽ではありませんし痛みを伴いワケではありません。

経膣分娩に比べ、予定帝王切開の場合はあらかじめ心の準備をすることもできますし、出産日の希望を出すことも出来たりしますが、帝王切開術は開腹手術です。

しかも、お腹の赤ちゃんに影響の少ないように、最低限の麻酔しか使いません。

さらに開腹手術であるということは感染症や血栓症等合併症を引き起こしやすく、経膣分娩と比較すると母体の死亡リスクは高くなります。

また、後陣痛はだいたい1週間ほどで治まりますが、帝王切開の場合はその後も傷口の痛みがしばらく続くのです。

出産後ホルモンの関係で気分が落ち込みやすくなることが多いのですが、帝王切開の傷の痛みもあり自分の身体が言うことを聞かないと、さらに落ち込んでしまう人も多くいます。

手術の傷は癒えてもすぐに家事はできない

妊娠期間の10カ月の間、お母さんの身体は大きく変化していきます。

出産というものは、今も昔も何も変わりません。

一人の人間が人間を生み出すということは、肉体的にも精神的にも大きな負担を与えます。

妊娠中は「お腹に赤ちゃんがいるのだから」と周囲の人も気を使ってくれたりします。

しかし、赤ちゃんを生み出したからといって、大きく変化したお母さんの身体はすぐには元通りに戻る事は出来ないのです。

日本の病院では多くの場合産後1週間ほどで退院になります。

帝王切開の場合でも、10日ほどで退院ということが多いようです。

退院許可が出れば基本的に日常生活は送れるということですが、まだまだ身体は戻っていません。

特に帝王切開での出産の場合は、自然分娩に比べて傷口が大きいので無理は禁物です。

場合によってはまだ抜糸も済んでいないこともあります。

重い物を持たないようにする、こまめに休憩をとるなどして、ゆっくりと身体が回復していくのを待ちましょう。

無理して家事をしようとせず回復を優先する

出産を終えると傍から見ると元気そうに見え、普段の姿と何も変わらないように見えます。

しかし、出産という大仕事を終えたお母さんの身体は免疫力も落ち、ホルモンバランスも大きく変化していて心身ともに不安定な状態です。

特に産後6〜8週間の「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれている期間は、お母さんの身体が元に戻ろうとしているとても大切な期間で、この期間をどのように過ごすかによって体調不良や産後うつ等を引き起こしてしまうこともあります。

母体は産後すぐから子宮の収縮を始めます。

これは後陣痛と呼ばれているものですが、痛みを伴います。

人によってはかなり強い痛みを感じます。

陣痛よりも後陣痛の方がツライという人もいますし、痛み止めを処方してもらう人もいます。

さらに、妊娠中の10カ月をかけて母体の骨盤は大きく動きます。

そこへ出産の負担が一気にかかることで、腰痛を引き起こす原因になります。

産褥期の過ごし方は、その後の人生を左右すると言ってもいいくらい大切な時期です。

無理をして家事をしようとせず、ゆっくりと休むことが優先です。

家事に完璧を求めず赤ちゃんを優先する

初めて出産を迎えたお母さんは、陣痛の痛みに耐え、赤ちゃんに会えた喜びをかみしめていることでしょう。

しかし、退院後の日常生活をシュミレーションできているお母さんは少ないでしょう。

自分自身の身体が上手く動かないことに加え、赤ちゃんのお世話をしなければいけません。

さらには家事もこなさなければいけません。

産後一カ月は里帰りで実家でゆっくりさせてもらえる人は、大いに甘えてください。

「産後の肥立ちが悪くて」と言うのは、この時期に無理をしてしまった結果であることが多いのです。

生後1カ月くらいまでの赤ちゃんは朝も昼も関係ありません。

赤ちゃんによっては抱っこしていなければ泣き続けてしまったり、とにかく授乳ばかりしていたりで、家事まで手が回らず家の中がメチャクチャになってしまうこともあります。

そんな自分にガッカリしたり、思うように母乳が出なくて落ち込んでしまったり、精神的にも追い詰められてしまいます。

家事のお手伝いをしてくれる人がいるのなら、思い切って甘えてみましょう。

産後の家事は一人でがんばろうとしない

イクメンであることが理想とされている現代、赤ちゃんが生まれたらできる限り育児を手伝って夫婦で協力して子育てをしていこうという想いが強い人も多い事でしょう。

しかし、出産と言う大仕事を終え、無事に退院してきたママをできる限り支えてあげることが産後のパパの一番のお仕事なのです。

ママはパパにはわからないプレッシャーや痛みと戦っているのです。

産前はバリバリ仕事をしていたママなどは、日中一人で育児に奮闘していると孤独感に襲われることもあります。

どんなママでも産後うつになる可能性はあります。

それを防ぐのが、パパの役割なのです。

産後のママは自分一人で家事を完璧にこなそうとしないことが大切です。

実家にお世話になれないのであれば、パパの協力を求めましょう。

その時に大切なことは褒めることです。

褒められてうれしくない人はいないので、小さなことでも「パパ、ありがとう」「パパ、すごい」と言うように褒めましょう。

ここでポイントなのが、「呼び名+形容詞・形容動詞」で褒めることです。

呼び名があるのとないのでは、心理学的にも親近感が全く違うので効果的です。

しばらくはパパに甘えて、自分は回復へ向けてしっかり休むことが将来的にも大切です。

パパも、そんなママを見て「怠けている」「ゴロゴロして」と責めてはいけません。

ママは自分の命を懸けてパパとの赤ちゃんを産みました。

そのことを忘れないでください。

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