そうだったの!?意外と知らないイタリアンレストランでのマナー
2017/02/22

知っているつもりだったのに、実は間違っていた食事中のマナーって意外とありますよね?
今回は意外と知らないイタリアンレストランでのマナーについてまとめました。
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格式あるイタリアンレストランでは油断禁物
イタリア料理とは、その名の通り、イタリアを発祥とする料理法をいいます。
「イタリアン」や、近頃では、「イタめし」という呼び名でも親しまれています。
イタリアンといえば、薫り高いオリーブオイルをふんだんに使用した料理や、ガーリックのたまらない香りが漂う料理、そして、パスタ、ピザ、リゾットなどのお洒落で美味しい料理が頭に浮かびます。
そのヘルシーさからか、とくに女性に好まれているようです。
カフェなどでも提供され、親しまれている身近な料理であるため、カジュアルなイメージを持たれがちなイタリアン。
マナーを気にすることはあまりないかもしれませんね。
ところが、実際にパスタやピザを食べてみると、きれいに食べるのが意外に難しいと感じられる方も多いのではないでしょうか。
非常に格式高いイメージを持たれるフランス料理ですが、実は、その原型はイタリア料理なのです。
フィレンツェのメディチ家のカテリーナがフランスのアンリ2世に嫁ぐ際に、イタリア料理をフランスに持ち込み、それによってフランスの宮廷料理やテーブルマナーが洗練されていったという背景があるのです。
そんなイタリア料理のレストランは、カジュアルなものから格式高いものまであるので、レストランの種類に応じて、マナーにも注意が必要です。
イタリアンレストランの種類
現在では、そこまで厳密な分け方をせずに名乗られるお店も多いですが、イタリア料理のレストランを、格式高い順から挙げると、リストランテ、トラットリア、オステリアでしょう。
リストランテ(Ristorante)は、一般的には、コース料理を提供する高級料理店です。
ただし、最近では、多少気軽なお店でも、この名を名乗るところがあります。
トラットリア(Trattoria)は家庭料理や地方料理を提供する、いわゆる大衆食堂です。
ただし、トラットリアという名が付きながら、格式高い高級料理店であることもあります。
オステリア(Osteria)は、一般的には、トラットリアよりもカジュアルな、いわゆる居酒屋にあたります。
ワインなどのアルコール類を豊富に取り揃えていることが多いため、お酒好きの方も楽しめるのがこのお店。
ただし、こちらも、オステリアという名が付きながら、カジュアルさを売りに出した高級料理店であることもあります。
そして、ピッツェリア(Pizzeria:ピッツァの専門店)やエノテカ(Enoteca:ワインの専門店)などの専門店や、バール、カフェテリアといった軽食を提供するお店が続きます。
イタリア料理は量が多い
一般的に、イタリア料理はかなりのボリュームがあります。
フルコースの場合、本場のイタリア人ですら食べきれない人も増えてきているくらいです。
ましてや、一般的に小食であるといわれる日本人にとって、すべてを食べきることは、中々に難しいといえるでしょう。
詳細は後述しますが、イタリア料理には、料理の出る伝統的な順番があります。
すべての項目を注文すればフルコースとなりますが、必ずしもすべて頼む必要はありません。
お腹の状態を見て、例えば、アンティパストとプリモ・ピアットだけ、アンティパストとコントルノだけ、アンティパストとプリモ・ピアットとセコンド・ピアットだけ、プリモ・ピアットとセコンド・ピアットとドルチェだけというように、コースのどれかを外して注文することも可能です。
このように、空腹度合いと相談して、自分の好きな組み合わせでオーダーしてよいのです。
このような自由なオーダーは、イタリアでもしばしば見受けられます。
イタリア料理のメニュー
イタリア料理のコースには、以下のような、料理の出る伝統的な順番があります。
一般的には、メニューも、この順に記載されています。
この順番を知っていれば、メニューを選びやすくなります。
①アペリティーヴォ(Aperitivo)
食前酒のこと。
②アンティパスト(Antipasto)
前菜のこと。
ハムやチーズ、カルパッチョなどの、見た目が良く、食欲を増すような料理が提供されます。
プリモ・ピアットが出されるまでのつなぎのようなものです。
③プリモ・ピアット(Primo piatto)
主菜のこと。
直訳すれば、一皿目。
パスタやリゾット、スープなど様々な料理が提供されます。
パスタは、イタリアにおいて、スープ感覚で食されるものなので、主食ではありません。
④セコンド・ピアット(Secondo piatto)
二皿目。
これがメインディッシュにあたります。
魚料理や肉料理が提供されます。
魚料理の場合、鯛、あさり、蟹など、肉料理の場合、牛ロース、牛ヒレ、仔牛肉などがロースト、グリル、フリットなどの調理法で出てきます。
⑤コントルノ(Contorno)
サイドディッシュです。
メイン料理の副菜で、野菜料理がミニサラダや焼き野菜、煮野菜などとして出てきます。
⑥ドルチェ(Dolce)
ご存知の方も多いでしょうが、デザートのことです。
パンナコッタやティラミス、ジェラートなどが、イタリアのデザートとして有名です。
⑦カッフェ(Caffe)
コーヒーです。
エスプレッソ・コーヒーを出されるのが一般的です。
カプチーノやカフェラッテといったミルクの入ったものは、満腹のお腹にはきついことから、基本的には提供されません。
⑧ディジェスティーヴォ(Digestivo)
食後酒のことです。
小さいグラスでリキュール類が出されます。
また、食事の際には、口直しのためや皿のソースを拭って食べるためのパン(フォカッチャやグリッシーニなど)が提供されます。
先述の通り、必ずしもすべて頼む必要はありません。
お腹の状態と相談して、食べられるだけの量を、自由に組み合わせてオーダーしましょう。
パスタを食べる時のフォークの使い方
まずは、フォークの持ち方です。
テーブルに、フォークの表を上にして置きます。
そうすると、フォークの首の部分が浮き上がった状態になります。
その浮き上がった部分を、親指と人差し指で上から挟んで持ち上げます。
そのままこぶしを握り、フォークの柄を包み込むようにします。
ちょうど、小さな子供がスプーンを握るイメージです。
右手の親指がフォークの口に含む側を、小指がその反対側に向き、手の甲が上になるという持ち方です。
次に、パスタのすくい方を見てみましょう。
上記の持ち方で、フォークをパスタの山の上に持っていき、その山からパスタを数本すくいます。
そのまま少しフォークを持ち上げて、フォークを回します。
このとき、フォークは、お皿と水平の状態を保ったままにします。
すると最初にすくいあげた分量のパスタだけがフォークに絡みつきます。
ちょうど一口分の食べやすい分量です。
フォークを、パスタの山に突き刺したままで回してしまうと、周囲のパスタをどんどんどんどん巻き込み、とても一口では食べられない大きなかたまりが誕生してしまいます。
そうならないためには、フォークは、パスタに突き刺すのではなく、パスタを持ち上げてから、くるくる回すのがポイントなのです。