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お茶の飲み過ぎは病気を招く!?取り入れると危険な”量”とは

2017.10.31

お茶は本来体に良いもの。糖分のたっぷり含まれたジュースを飲むよりよっぽど健康的なんじゃないの?そう思われることでしょう。確かにそのとおりですね。

しかし、緑茶にも”飲み過ぎると危険な量”があることをご存知でしたか?最悪、病気になってしまうこともあるようです。

では、お茶の飲み過ぎで引き起こしてしまう病気とはどんなものなのでしょうか。一日どのくらいまでなら飲んでも良いのでしょうか。

お茶の飲み過ぎは病気の元?お茶に含まれる成分を見てみよう

まず、お茶に含まれる成分についてみてみましょう。

皆さんご存知の「カテキン」は、お茶の渋み成分です。苦味を感じるのは「カフェイン」のおかげで、「テアニン」は旨みをもたらします。

またお茶には「ビタミンC、B2、E」、「葉酸」や「β-カロテン」などのビタミン類も含まれているので、確かに体に良いものです。

他にも、「サポニン」、「フッ素」、「GABA」、「クロロフィル」、また「各種ミネラル」が含まれています。これらの成分がもたらす効果は様々です。肌に良いもの、視力に良いもの、また虫歯予防や抗酸化作用があったり、血圧を下げてくれたり、消臭効果のある成分もあります。

毎日適量を摂り入れるならば、体にとっては素晴らしい利益がもたらされるのです。しかしいくら体にいいからといって、何でも摂り過ぎは禁物。バランスが大切ですよね。

飲み過ぎで病気をもたらす、お茶の成分 〜 ”カフェイン”について

先の項目でご紹介したお茶の成分の中で、「摂りすぎるとまずそうだな」というものが見当たりましたか?特に注意すべき成分は3つです。

恐らく、「カフェイン」の摂りすぎが体によくないのはご承知のことでしょう。カフェインは興奮作用があるので、安眠を妨げます。1日に250mg以上のカフェインの摂取で、質の良い睡眠が妨げられるといわれています。体質や疲れ度合いにもよるので、もっと少ない量でも夜中に目が覚めてしまうことはあるでしょう。

お茶のうち”玉露”は、100mlあたり120mgのカフェインが含まれています。これは、インスタントコーヒー100mlに含まれるカフェインの約3倍です。

以下、各種”お茶”に含まれているカフェイン量です。どれも、100mlあたりの含有量です。

  • 抹茶 30mg
  • 紅茶 20mg
  • ほうじ茶、ウーロン茶、緑茶 20mg
  • 玄米茶 10mg

「眠れなくなるくらいなら病気ではないじゃないか、それでも沢山お茶が飲みたい!」と思うお茶好きさんもいるかもしれませんね。

「眠れなくなる」以外にも、カフェインの摂りすぎにはデメリットがあるのです。

お茶の飲み過ぎがカフェインの摂りすぎに繋がって病気に!?

眠れないだけなら病気じゃないから大丈夫?

質の悪い睡眠が習慣化してしまうことはよくありません。たとえお茶を飲まない日があっても、夜中に目が覚めることが癖づいてしまっているかも。また、知らず知らずのうちに日中の活動の妨げになっているかもしれません。そうして日中眠くなって、その対策としてまたカフェインを摂る・・悪循環ですね。

摂りすぎのデメリットは、眠れなくなることだけではないのです。

カフェインは胃を荒らします。食欲を低下させる効果もあるので、胃の荒れと相まって、結果、バランスの取れた食生活を妨害してしまうのです。もし、よくお茶やコーヒーを飲むという人が胃痛や胃もたれを感じているなら、まずはカフェインの多いそれらの飲み物を控えてみましょう。

またカフェインは中毒性があります。コーヒーを飲めないとイライラしている人を見たことがありませんか?お茶でそのようになることは稀ですが、事実、中毒性のある成分が含まれているので、やはり飲み過ぎには注意が必要です。中毒性のあるものは禁断症状が付き物ですから、健康的とはかけ離れていますね。

カフェイン以外にも注意したい、お茶の『成分』

他にはどんな成分に注意が必要でしょうか。

先に紹介した中にありましたが、「タンニン」も、摂りすぎには要注意な成分です。タンニンは鉄の吸収を妨げる効果があります。ですので、飲みすぎると貧血状態になってしまうことがあります。血液の量が変わっていなくても、血中の鉄分が不足すれば貧血症状がでるからです。

めまいや吐き気などの貧血症状が出たら、普段飲むお茶(または水分)の量を考えてみると良いかもしれません。

また、先の項目で「各種ミネラル」とお伝えしたものの中に、「シュウ酸」が含まれます。シュウ酸は、腎臓でカルシウムと結合し、結石になります。これが悪化すると、激痛を伴うといわれる”尿路結石”に繋がってしまいます。尿道に石化したカルシウムが詰まり、それがこの世のモノとは思えない激痛だそうで・・・。

お茶一杯分に含まれる成分はたかが知れています。常識的な量で楽しむのであれば、全く問題はありません。では、一日どれくらいの量であれば定量範囲内といえるでしょうか。

一日に飲んでも大丈夫な、お茶の『量』とは

あなたは一日にどれくらいの量のお茶を飲んでいるでしょうか?お茶やコーヒーで多くの人が気にしているのは「カフェイン含有量」かもしれませんが、先に述べたように、他の成分の含有量も気にして欲しいもの。総合した上で、どのくらいの量までならOKなのでしょうか?

子供やお年寄りなど、体格・体調にも差がありますし、急須で入れるなら好みの「濃さ」もあります。ですので必ずしも『○杯』という明確な数字はいえませんが、一日1リットル程度なら問題ないといわれていますよ。杯数で言えば10杯以内といったところです。

アメリカでは、お茶を16杯飲んだ56歳の男性が緊急搬送された例が報告されています。大の男でも、お茶の多量摂取で体調不良を引き起こす場合があるということがわかりますね。

一日お茶だけで過ごすわけではないので、他に摂取した飲み物などとの兼ね合いや合計摂取量も考慮しながら、適量を楽しむようにしましょう。

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