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有給取得でボーナスが減額されるのでは!そんな心配を解決します

   

有給取得でボーナスが減額されるのでは!そんな心配を解決します

サラリーマンに平等に与えられる有給休暇、最近は有給の取得率を高めようと社員に取得を促す会社も増えつつあります。しかし、その動きに逆行して、有給を昇給やボーナスの査定の評価基準にする会社が存在するのも事実です。

実際「有給を多く使ったらボーナスを減額された」という話も耳にします。

そこで「有給取得でボーナスが減額されるのでは!」と心配される方に有給とボーナスの関係、ボーナスを減額されない賢い有給の使い方を解説します。

これさえ読めば、あなたの心配は吹き飛んでしまうことでしょう!

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有給を取得するとボーナスが減額したという相談が続出

「有給を取得したらボーナスを減額された」と言う話は事実なのでしょうか? 誠に残念なことですが事実です。yahoo知恵袋でも「有給を使ったらボーナス査定がマイナスだった」「有給を使ったらボーナスが数万円減額された」「有給1回につき1万円ずつボーナスから減額される」など切実な相談が寄せられています。

実はここだけの話ですが、私も会社員時代に有給取得でボーナスを減額された苦い経験があります。
在職中に病気になり1ヶ月ほど休職をしました。

この時は全部有給で対応したのですが、冬のボーナスが15万円ほど減額されていました。ショックでした!

正当な権利と考えていた有給の取得によりボーナスが減額されることは、予想だにしないことなのでショックは大きいです。私もボーナスの明細を見て呆然としてしまいました。仕事へのモチベーションも激下がりです。

有給を取得した社員のボーナスを減額する会社側の事情

ではボーナスの金額はどうやって決まるのでしょう。

一般の会社ではボーナス支給日の1か月前くらいに査定が行われます。ある会社の場合、査定はボーナス支給前の半年間について、社員一人一人を「勤務状態」「勤務態度」「成果」などについて採点し、その結果でAからEの5段階にランク付けされます。

ボーナスの原資は決まっていて、その総額を社員に配分します。
ボーナスの額は労使交渉などにより、月給の何か月分と決まりますが、A・Bランクは平均月数よりプラス、Cランクは平均月数、D・Eランクはマイナスになります。

有給取得が関係するのは査定の「勤務状態」で基本的には欠勤と遅刻・早退の回数でマイナス評価されます。ここでは有給はマイナス評価にならないはずですが、評価対象にする企業があり、その結果査定によるランクがマイナスになってしまいます。

有給を使うとボーナスを減額するのは法律ではどうなの

有給の取得とボーナスの査定について、法律上はどのようになっているのでしょうか。

労働基準法第136条では「有給休暇を取得した労働者に対して、賃金の減額その他不利益な取扱いをしないようにしなければならない」と定められています。

判例でも、「年次有給休暇取得日の属する期間に対応する賞与の計算上、当該取得日を欠勤として取り扱うことができない」(最高裁平成4年2月18日)とあります。

よって、裁判になったら、有給取得によるボーナス減額分の支払いを命じると考えられます。私の場合も、ボーナスが15万円減額されたとき、労働基準法を調べさらに弁護士にも相談して裁判に訴えたら勝訴することを確信しました。

しかし、裁判は最後の手段と考え会社と話し合いを重ね和解することができました。これらの事例を参考に、最終手段として裁判と言う道があることを知っておくことも大事です。

それでも有給を取得するとボーナスが減額される理由

有給の取得が不利益にならないように法律で守られているにもかかわらず、yahoo知恵袋の相談のように、最近になっても「有給を取得したらボーナスが減額された」という事例が起こるのはなぜでしょう。(記載したyahoo知恵袋の相談は、ここ2〜3年のものです)

その要因に、有給の取得方法に問題があると考えられます。例えば「繁忙期にもかかわらず集中して有給を使う」「有給取得予定日の前日に問題が発生し解決してないにもかかわらず、予定だからと翌日有給を取ってしまう」などの場合です。

このように常識的に考えて有給を取得できない時に有給を使うことは「勤務態度」「協調性」など、別の評価項目でマイナス査定になってしまうケースがあります。会社が「ボーナスの減額は有給の取得ではなく、勤務態度や協調性の評価がマイナスです」と言ったら労働基準監督署も是正しにくいからです。

ボーナスが減額されない有給の取得方法はこれだ!

ここまで書けば賢明な読者の方には「有給をどのように取得したらボーナスが減額されないか」お判りいただけたことでしょう。

簡単に言うと「会社に迷惑をかけない方法で有給を取得することです」考えられる項目を整理すると

  • 有給の申告は遅くとも1週間前までには届ける(突発の申告はしない)
  • 計画年休制度がある場合は、記入した有給取得予定日を守る(変更は1週間前まで)
  • 計画年休制度がある場合は、同じ日に複数人が集中しないように考慮する
  • 繁忙期の有給取得は避け違う月に取る(やむをえず繁忙期に取る場合は1日だけにする)

会社に対して「思いやりの気持ち」を持って有給を取得すれば、会社もマイナス査定はしないのでボーナスが減額されることはないでしょう!

しかし思いやりの気持ちで有給を取得したにもかかわらずボーナスが減額された場合は法律が守ってくれることも知っておけば安心です。

この情報を読んでくださった皆様のお役に立つことを願っています。

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