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犬と飼い主は似ているのは本当?飼い主は気が付かない理由

2016.12.1

時々、犬と飼い主が似ている画像などを見かけます。

お互いに種族も違うし、当然血縁関係がある訳でもないのに、何故似ているのでしょうか?

それは飼い主も気が付かない無意識が関係あるかもしれません。

飼い主が気が付かないその理由をご説明いたします。

犬と飼い主が似ているというのは本当?

絶対的な統計の結果が存在している訳ではありませんが、犬と飼い主が似ている所もあれば、犬と飼い主が似ていない場合もあります。

常識で考えれば、種族が違う同士で似ていると言うのはあり得ないと思います。しかし、その予想に反して似ているという例がよく見かけられると、「犬と飼い主が似ている」という結論が導きだされてしまいかねませんが、それは違います。

通常犬と飼い主は似ていませんから、似ていない例というのは当たり前であり、写真をアップして、ネットにあげても話題にもならないし、誰の記憶にも残りません。逆に犬と飼い主が似ていると言う例の場合は、本来あり得るべきでない事が起こったと言う意外性が人の記憶に残るようになる訳です。

つまり、仮に犬とペットは似ている例がたくさんあったとしても、それは似ている例だけが人の目に晒されているだけであり、それ以外の犬と飼い主は、当たり前の存在として無視されているのです。

なので、「犬と飼い主が似ている」というのは似ている例もあるけど、似ていない方が圧倒的に多いという事になります。

でもなぜ犬と飼い主が似ている事がある?

前述したように、そもそも犬と飼い主は種族が違いますから似ているはずはありません。でもやはり似ている例は実際しているわけですから、何故似ているという事があるのでしょうか?

その理由の一つに、人というのは自分の顔に親近感を覚える傾向があると言われています。

例えば、ペットショップ、友人の家、犬が保護されている施設等で複数の犬から、自分が飼いたいと考える犬を選ぼうとする時、何を基準にしているのでしょうか?

犬種もあるかもしれません。また、犬の大きさもあるかもしれません。犬の態度や性格なども選ぶポイントになる事もあるでしょう。

しかし時々「この犬だ!」とピンとくる犬に出会う時があるそうです。何故か判らないけど、この犬を飼うべきだと判ってしまう時が。

これは犬と飼い主の相性だったり、運命の出会いだったりする訳ですが、もしかしたらその犬は自分にどこか似ていたのかもしれません。

もちろん自分と似た所のある犬と出会うというのも確率的には高いものではありませんから、運命の出会いである事は間違いないわけです。

本当は、犬は飼い主に似ていないのかもしれない事も

一日でどれだけ自分の顔を見る機会があると思いますか?

朝起きて鏡を見て歯を磨く。身づくろいをする。トイレで手を洗う時、化粧を直す時、町中で窓に映った自分を見かけた時、時間にしたらさほど長い時間ではありません。

逆に自分の家族の顔は自分の顔の何倍も長い時間見ていることになります。

もちろん自分の顔とは一生を通して付き合う訳ですから、トータル時間は自分の顔を見る時間の方が家族よりいつかは長くなるでしょう。でも、ある程度の年齢の時は、自分の顔よりも家族の顔の方を見ている時間が多いのです。
だから、もし犬を飼う時に、犬の顔に親近感を覚えるのだとしたら、自分ではなく、家族の顔という事もあるのです。

家族は血がつながっているので、やはり自分にどこか似ているんですね。だから、自分に似ていると考えるかもしれません。

またこういう説もあります。

小さい頃に自分を大切にしてくれた、愛してくれた家族の顔というのは親近感を覚えやすいので、家族に似た犬をペットに選ぶというのです。

一緒に暮らしている内に犬が飼い主に似てきた?

モノマネの上手な人というのがいます。体形や声、性別、年齢まで違うのになぜか似ているとビックリする事ありますよね。

よく言われるのがモノマネの上手な人というのは、観察眼が鋭いそうです。そして、その人の特徴的な表情や動作を理解して、それを再現する事ができるのです。

人というのは顔の造作よりも表情や動作で「その人」であると認識する事が多いので、モノマネの上手な人はその人の造作ではなく表情や動作を再現する事で、モノマネをしている訳なのです。

よく一緒に暮らしている夫婦がなんとなく似てくるという例はありますよね。

これは顔の造作が似てくるというより、表情や動作がずっと暮らしていることにより、お互いがお互いに移ってしまったのかもしれません。

犬にも同じことが言えるようです。

犬もまた飼い主の動作や表情で、自分の対応を変えていきます。その分必死に飼い主を見ている訳です。そのうち、飼い主特有の動作や表情を真似する事で、本当は全然似ていないにも関わらず、私たちが似ていると認識してしまう事があるのです。

逆に飼い主が意図的に犬に似せる事もある

時々犬と飼い主のそっくり画像を見かけます。

中には犬と同じような髪型に揃えている人もいます。

髪型というのはかなり大きな要素です。犬が特徴的な毛色やカットをしていると、意外と人間が似せやすいのです。

また犬は写真を取る時に、意図的に表情を作ることは出来ませんが人間はそれが出来るのです。前述した、犬の表情の特徴を人間がモノマネしている訳です。

例えばおすまし顔、吠えている顔、などのいくつかのヴァリエーションを試してみれば、似ている写真は撮れるでしょう。

でもなぜ人は犬と似ている事をアピールするのでしょうか?

それは人間にとって犬というのは大切なパートナーだからかもしれません。

犬好きな人、犬を実際に飼っている人は犬をペットでなく、「家族である」と考えている人は決して少なくありません。

愛している犬と同じ表情をする、同じ髪型にする、他の人に「似ている」とアピールしたいというのは、カップルが自分のラブラブ写真を他の人に見せたい気持ちに似ているのかもしれません。

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