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危険?!お風呂の温度が45°Cのメリットデメリット

2016.10.3

家のお風呂で45°Cと聞くと、熱くない?!と思ってしまいますが、温泉や大浴場など45°Cの熱さが人気の施設があります。

テレビ番組などでご老人の方が、真っ赤になって入っている姿を見たことがありませんか?「熱くないとお風呂じゃない‼︎」と言っていたのが印象的でした。

45°Cのお風呂は身体にどんな影響があるのでしょうか。メリットもデメリットも見ていきたいと思います。

お風呂の温度が45°Cだとスッキリ!

お風呂に入るということは、身体の中にあるたくさんの神経を刺激することになります。45°Cのお風呂のメリットの前に、入浴に関わる神経を覚えておきましょう。

♦︎交感神経…活動している時、緊張、ストレスを感じている時に働きます。

♦︎副交感神経…休憩している時、リラックス、眠っている時に働きます。

この2つを《自律神経》と呼び、自分の意思とは無関係に身体の機能を調整してくれる神経のことです。お風呂の温度で刺激される神経が違うので覚えておいてください。

42〜45°Cのお湯で入浴することを《高温浴》といい、昔ながらの温泉が好きな年配の方が好む温度ですね。熱さで身体に刺激を与えるので、交感神経が活発になり心拍や血圧が上がります。それにより、精神や神経が高ぶるので、目覚めが悪い時や気合を入れたい時に効果的です。身体のだるさもすっきりするので、疲れている時に最適な温度ですね。

高温浴は皮脂を溶かすので、短時間で汚れを落としスッキリしたい人にオススメです。お風呂上りにサッパリすること間違いなしですね!

お風呂の温度が45°Cの危険性

まずは45°C以下のお風呂の温度のメリットを見てみましょう。

37〜39°Cのお湯で入浴することを《微温浴》といい、イライラやストレスなどの精神鎮静効果があります。副交感神経を刺激して血圧を低くする効果もありますよ。筋肉疲労の効果もあるので、20分以上しっかり浸かってください。

39〜42°Cのお湯入浴することを《中温浴》といいます。39°Cは交感神経から副交感神経に切り替わる温度なので、リラックス効果も高く、微温浴より身体を温める効果があります。血液の循環が良くなり新陳代謝もアップするので、15分程度が適切です。

微温浴と中温浴には、副交感神経を刺激して、リラックス効果があることがわかりますね。

では、高温浴の45°Cはどうでしょうか?入浴時は利尿ホルモンの分泌が増え、脱水症状が進むことで血液が濃くなります。そして、45°Cの熱いお湯に入ると、発汗作用でさらに血液の粘度が増してしまうことで、脳卒中や心筋梗塞などの血栓が発生しやすくなってしまいます。

高齢者のお風呂場での事故が多いのは、このような身体の仕組みにあったんですね。命に関わる危険がありますので、自分の体調確認と短時間で入るなどのルールを守って、高温浴を楽しんでください。

また、脱衣所とお風呂場の温度を一定にしておくことで、ヒートショックも防げますので、十分にお気をつけください。

お風呂の適温温度は45°C?

お風呂に入ることでどんな効果を得たいかによって、お風呂の適温温度は違います。

例えば

  • 身体の汚れを落とす
  • 身体を温める
  • デトックス効果
  • リフレッシュ
  • リラックス

これらの目的によって《微温浴》《中温浴》《高温浴》の好みの温度を選んでくださいね。

また、季節によっても適温がありますよ!春夏は37〜39°Cの《微温浴》が適しています。微温浴では花粉症の症状も落ち着かせてくれる効果がありますので、春先花粉でお困りの方にオススメです。夏は冷房で自律神経が乱れているので、副交感神経の働きを高める微温浴が最適です。

秋冬は40〜43°C《中温浴》か、もう少し高めの45°C《高温浴》が向いています。発汗効果が高くなり、新陳代謝を促すことで、夏のダメージを受けた肌荒れにも効果的!ただし、長時間の入浴は体や心臓に負担をかけるので注意しましょう。だいたい20分くらいが目安です。

今身体が何を求めているのかを感じて、求めているものにあった入浴方法を選び、快適な入浴タイムにしてください。

お風呂の温度で異なる効果

お風呂の温度と入り方で、どのような効果があるのでしょうか。

半身浴

40°Cを超えない微温浴。温度が高いと心臓に負担があります。血圧や脈拍を急激に上げないことで、負担を減らします。20〜30分汗が出るまで行いましょう。デトックス効果があります。

腰湯

45〜47°Cで、月経不順や生理痛などの婦人病や不妊、冷え性による腹痛に効果があります。上半身が濡れると、逆に身体が冷えてしまうのでご注意ください。

足湯

42°Cくらいが最適。むくみ、セルライトの解消、冷えの改善など、身体の不調の改善にとっても有効です!10〜20分程度が効果的ですよ。

温冷交互浴

温度差30°Cのお湯と冷水を繰り返し交互にかけ、自律神経のバランスを回復することができます。

自分の身体の不調な部分に合わせて、お風呂の入り方を工夫してみるといいですね。

お風呂の上手な入り方

せっかくのリラックス効果のあるお風呂ですが、神経を刺激することで、身体に負担が起こってしまう場合があります。安全にお風呂に入るためのポイントをご紹介します。

  1. 風呂場内にお湯をかけ、温めましょう。
  2. 脱衣所に暖房器具を置き、ヒートショックを防ぎましょう。
  3. 入浴前後は脱水症状にならないよう、しっかり水分補給をしましょう。常温の水がオススメです。
  4. お風呂から出る時に、足に少しぬるめのお湯をかけることで、血管を収縮させ熱の放出をふせぎましょう。

入浴時は脱水症状に陥りやすいので、水分補給は要ポイントです!後はやはり、暖寒の差が少ないよう心がけることが、安全にお風呂に入れるポイントですね。

他にもシチュエーションに合わせた、最適なお風呂の入り方のポイントをご紹介します。

  1. 食前食後の入浴は1時間避ける
  2. スポーツ後の入浴は1時間空けると疲労回復が早まる
  3. アルコールは利尿作用を促すので、飲酒後入浴しない
  4. 心臓に負担かからないよう、浸かるのは胸まで
  5. 朝は脈拍、血圧、呼吸数が変動しやすいので入浴は避ける

食前食後、運動後、朝など、身体の状態が変化している時は、入浴によって具合が悪くなったり、身体がだるくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。

まとめ

  • 45°Cのお風呂は交感神経を刺激する
  • 45°Cのお風呂は血栓ができる可能性がある
  • 季節や目的によって適温がある
  • お風呂の温度や入り方で効果が違う
  • 正しい入浴の仕方で安全にお風呂を楽しもう

いかがでしたか?45°Cのお風呂も、入り方を守れば気分転換に楽しむことができます。高温では皮脂が溶けてしまうので、お風呂上りに保湿を忘れないように気をつけましょう。

シャワーばかりの人は、ゆっくりお風呂に浸かってみてはいかがですか?自律神経を刺激できるので、仕事にやる気が出たり、リラックス効果があったりと、1日の疲れをリフレッシュして、明日への活力にしてくださいね。

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