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大学の授業についていけない場合の対処法

2015.7.27

せっかく頑張って受かった大学なのに、授業についていけない!

自分に自信がなくなって、その先の将来が不安になって、大学辞めるにしてもそのあとはどうする……?

人生の一大事です。乗り越えるにはどうしたら良いか、教えます!

大学生が授業についていけない深刻な現状

今、大学生の学力不足が深刻な状況になっています。

受験競争に勝ち抜いて入ったにもかかわらず、特に理数系の授業についていけない学生が目立って増えているようです。

なかには講義の後に予備校の講師を呼んで、基礎を学びなおすため補習する大学もあります。

全国5000人の大学生を対象に数学を中心とした簡単な学力検査をしてみたところ、分数の割り算ができなかったり、通分もできなかったりする学生が多数いました。

特に理系の大学で高度な専門教育を受けるとなると非常に厳しい状況と言わざるを得ません。

京都にある龍谷大学の物理化学学科の1年生は、半分以上の学生が正規の授業を受けた後に、高校内容の補習を受けているといいます。

アンケートによると、70%の学生が授業についていけないとのこと。

大学としてはカリキュラム内容のレベルを落とすことだけは避けたいとの思いから補習に踏み切ったといいます。

また、若田光一さんの出身校である九州大学では、理学部と薬学部で模型を使った振り子の実験を補修として行っています。

学力が足りないため、高度な数式を黒板に書きまくるなんていう授業はできなくなっているのです。

だから授業内容は高校数学の教科書などを使いながら学生がついてこられる範囲で授業を進めているというのが現状です。

大学の授業は高校までのレベルと違う

大学における、特に専門科目は、復習なしでは理解できないのが普通です。

定理や理論、数式などをすべて自分の言葉に翻訳して整理するという復習が必要になります。

高校までの教諭は教え諭すのが仕事ですが、大学の教授は教え授ければいいということもでき、高校までのように理解度を上げるために粉骨砕身する必要がないといえます。

そのため、学生は自力でついていくことが求められます。

実のところ、日本における学校教育の内容は、ゆとり教育以前から初等教育のレベルが低く、やさしくなる一方で、大卒者に求められる実社会の要求は高くなるばかりです。

そのギャップを埋めるためには、大学としても専門科目において難しい内容にせざるをえない状況になっているのです。

いわば大学が最後の砦というわけですから、この4年間で学生を有望な社会人へと育てる役割を担っており、卒業論文などにおける研修内容を理解するためには、学生の独学が必要になってしまったというのが現状のようです。

ついていけない授業でも学べること

しかし、大学で学べるものはたくさんあります。

たとえばゼミをうまく活用することで多くのことが学べるし、一人で勉強するよりも効率がいいというメリットがあります。

大学教官は、2つの仕事を持っていて、1つは、講義を行うこと。

もう一つは研究です。

ゼミはそのために少人数に分かれて教授の研究を補佐したり学んだりする機会を得ることになります。

研究を行うために必要なことはたくさんあって、基礎的なデータを集め、目的のための仮説を立て、実験によって立証していく工程に分かれます。

この中で、論理的な思考が求められますが、そういうことを学べるのもゼミならではのことです。

また、専門分野の文献にしても、いちいち自分で書店に出向いて探す必要はなく、ゼミ室に置かれてあるから手間が省けます。

良書が目の前に広がっているというチャンスはそんなにありません。

また、大学の授業は、自分で選択して受けることができるため、難しい授業を避けながら、深い専門性を身に付けていくことも可能です。

まずは興味を持つこと。

そして、それを興味の赴くままに追求していくことです。

そうすればおのずと学ぶ意欲が湧いてくるし、少々難しい講義にも取り組めるようになります。

初心に戻って頑張ってみましょう。

授業の受け方を変えてみよう

授業の受け方も工夫しましょう。

教官は授業の内容についての概要や要約をプリントにして配っていますが、プリントだけを後で見ても理解が困難なことがあります。

プリントを活かすにも、空いているスペースに、メモを書くとか捕捉しながら受講するのがいいと思います。

そこで授業聴講に関するヒントをお教えしましょう。

黒板を書き写す板書ですが、いちいちノートに目を移さずに書くこと。

少々乱れていてもいいので、復習の時に加筆スペースさえあればOKです。

専門科目の場合は、ノートではなくA4サイズのルーズリーフ(レポート用紙)の表側だけに書くといいです。

裏は復習用に使えます。

先生に質問したときも、先生がそこに書くことができます。

また綴じるときもプリントと一緒にできます。

また赤ペンを使うのもやめましょう。

下線を引くだけで十分です。

下線も直線や波線で役割をきめていればいいでしょう。

また、先生が黒板に書いたことしかメモしないのもいただけません。

実社会では、何をメモするか自分で決めなければなりません。

大事なことを書き残す意味を学生時代に身に付けておきましょう。

選択できる授業の場合

大学の授業が難しいからついていけないとあきらめてしまうのは早いです。

大学では時間割は自分で作ることができます。

必修の授業以外では、選択できる授業があるので、卒業するための対応策が残されているのです。

実際、履修登録をしたからといって授業すべて単位がとれるわけではありません。

いくつかの授業は落としてもいいと考えるべきでしょう。

留年の心配がない限り、思い切って捨ててしまうという選択もあるのです。

たとえば40単位申請しているうちの1個や2個の授業であれば、捨ててもそんなに痛手はありません。

特に学年が若ければまだ取り返しようがあります。

ただ卒業がかかっている授業はおろそかにはできませんので、要注意です。

やる気がなかったり、単位が取れそうにない感じがしていたりする中で、出てもどこまで意味があるか迷うのなら、気持ちを切り替えて、空いた時間で他の授業の勉強をするといった対応も大事なのではないでしょうか。

選択できるのなら、戦略的に組み立てなおして、卒業をめざしましょう。

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