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誰も教えてくれない婚姻届と戸籍の関係〜筆頭者と世帯主

      2017/03/23

誰も教えてくれない婚姻届と戸籍の関係〜筆頭者と世帯主

結婚すると決めたら、よい日取りを選んで婚姻届を提出。

新しい戸籍の筆頭者はご主人?それとも奥様?実はどちらでも選べるんですよ。

そこで結婚と戸籍のお話をまとめました。

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入籍すると決めたら〜婚姻届の書き方

婚姻届の記入ミスや必要書類が不足していると、受理される日がズレてしまう可能性がありますので、書き方の事前確認は大切です。

婚姻届の記入項目は次の通りです。

その1「日付欄」に提出する年月日を記入します。
こちらが入籍日として戸籍に残ります。

その2「氏名欄」にお互いの氏名を旧姓で戸籍謄本・抄本に記載されたとおりに記入します。
生年月日は西暦でも元号でもどちらでも構いません。

その3「住所・世帯主欄」に住民票に記載されている住所と世帯主を記入します。
転入届と同時に提出する場合は、新住所と新世帯主の氏名を記入します。

その4「本籍欄」に現在の本籍地と、戸籍謄本・抄本に最初に記載されている人の氏名を記入します。
外国籍の人は国籍のみの記入となります。

その5「父母の氏名欄」に実の父母の氏名を記入します。
父母が離婚した場合、死亡した場合も実際の父母の氏名が必要です。
実父母が婚姻を解消している場合は、どちらの氏を名乗っているかに関わらず、それぞれ正式な氏名を書きます。
なお続柄には、長女・長男、二男・二女、三男・三女といった続柄を記入します。

その6「婚姻後の夫婦の新しい氏・本籍欄」に婚姻後に名乗る氏と本籍地を記入します。
選んだ氏が戸籍の筆頭者になります。
新しい本籍は国内どこでも自由に決められますが、遠いと戸籍抄本・謄本をとるときに不便になるので、留意しましょう。

その7「同居を始めたとき欄」に結婚式を挙げた日と、同居を始めた日のどちらか早い日付を記入します。 その8「初婚・再婚の別欄」にチェックを入れます。
再婚の場合は、死別か離別かのチェックと、時期の記入も必要です。

その9「夫婦の職業欄」で、同居を始める前の仕事6つの分類から当てはまる項目にチェックを入れます。 その10「届出人署名押印欄」に、二人がそれぞれ署名し、印鑑を捺します。
印鑑は実印ではなく認め印で構いませんが、ゴム印は使用できないので気をつけましょう。

その10「連絡先欄」は書類に不備があった場合、役所から連絡をもらうために必要なので、日中に連絡がとれる電話番号を記入します。 その12「証人欄」に20歳以上の証人二名に署名してもらい、あわせて生年月日、本籍、住所を記載のうえ、印鑑を捺してもらいます。
夫婦で証人になってもらう場合は、別々の印鑑を用意してもらう必要があります。

婚姻届の筆頭者って誰を書くの?

婚姻届には本籍地と筆頭者を記入する項目があります。

筆頭者という言葉耳慣れない人も多いのではないでしょうか。

戸籍の筆頭者とは戸籍の最初に書かれている人の事です。

戸籍は親子2世代で構成されるので親のどちらかが筆頭者になっています。

婚姻している人の場合は、婚姻時に名乗ることを選択した氏の人が筆頭者になります。

つまり、夫の氏を選ぶと夫が筆頭者、妻が配偶者となります。

逆に妻の氏を選ぶと妻が筆頭者、夫が配偶者となります。

そして仮に、筆頭者が亡くなっても、住民票の世帯主のように変わることはありません。

「筆頭者」は主にその戸籍の索引の役割を果たしています。 ただ同姓同名の人は以外と多くいるので、より正確な検索をするために「本籍地」も同じように索引の役割を果たしています。同じ所を本籍地にしている人は同姓同名よりさらに多いので、「本籍と筆頭者」の両方で正確な検索ができるようになっています。

さすがに 本籍と筆頭者の両方が全く一致する戸籍が2つ以上存在するというのは、まずありません。

「本籍と筆頭者」これで1つのインデックスになるのです。

対等なはずの夫婦関係なのに、夫婦のうちどちらかだけが筆頭者として戸籍に記載されるのは不公平だと感じている人がいるかもしれません。

しかし、 戸籍の書類上のことですから、特に暮らしていて、筆頭者に権限が発生するといったことはありません。

この筆頭者をインデックスとして指定する仕組みは簡単で重宝しているのですが、昔の戸籍の「戸主」のイメージと重ねてしまって、良くない印象を持つ人もいるようです。戸主はその当時の家の代表者を示し、まさに「主」としてその家の全ての権限を担う人を表していました。

筆頭者には、そういった権限を有する含みはありませんから、戸籍を特定するために必要な物と割り切って考えてもらえば良いと思います。

戸籍のギモン〜筆頭者と世帯主の違い

戸籍の筆頭者と住民票の世帯主は、混同されることがありますが、異なるものです。

まず、筆頭者とは「戸籍簿の一番最初に記載されている人」というのが定義です 。

死亡したり、転出した場合にも筆頭者は変更できないというのが、世帯主との大きな違いです。

一般的に未婚の場合は、親のどちらかが筆頭者になっています。

婚姻している場合は、本人または配偶者のどちらかです。

通常婚姻後に名乗ることを決めた姓の方が戸籍簿の一番最初に記載され、筆頭者となります。

次に世帯主とは住民基本台帳事務処理要領で「主として世帯の生計を維持する者であって、その世帯を代表する者として社会通念上妥当とみとめられる者」というように定められています。

住民票の世帯は同一住居と同一生計が必要条件ですから、世帯主は生計の維持と世帯の代表という役割を担っていることになります。

時間の経過に伴って世帯の範囲や世帯主は変わっていくので、住民票の世帯主は変更されることがあります。

例えば、世帯主が死亡した場合、退職や定年などによって生計を維持していた世帯の代表となる人が変わった場合、世帯主が他の市区町村に転出するあるいは同一市区町村内に転居することによって住居が別になった場合、世帯の人が増えたり減ったりして構成員が変わる場合などにより世帯主が変更となります。

まとめると、戸籍の筆頭者と住民票の世帯主で同じなのは戸籍や住民票を特製する役割があることです。

違う点は、戸籍の筆頭者は変化しない一方で住民票の世帯主は変化することです。

そして戸籍の筆頭者は生活をしていく上で実質的な意味合いがない一方で、住民票の世帯主は市区町村からの連絡の対象となるなど生活をしていく上で意味があることも挙げられます。

バツイチの語源〜戸籍から名前を抜くとき

離婚経験のある人を「バツイチ」「バツニ」という様に呼ぶのはすっかり浸透していますよね。誰が言い出したのか定かではありませんが、この「バツイチ」「バツニ」という言葉の由来は、戸籍の記載にあるとされているのです。

戦後の戸籍制度以降、男女が結婚すると、どちらも親の戸籍を出て二人で新戸籍を作るということになりました。

ところが、その夫婦が離婚することになると、戸籍の筆頭者でない配偶者が戸籍を出て、親の戸籍に戻るか、自分が筆頭者になる新しい戸籍を作るかということになります。

これに対して戸籍筆頭者の側はその戸籍に残ることになりますが、戸籍謄本の配偶者を書き込む欄の箇所には、離婚して除籍となった配偶者を×(バツ)と書いて消していたことから、離婚経験者を「バツイチ」と呼ぶようになったのではないかと言われているのです。 近年では戸籍簿はコンピュータ管理されるようになっているので、離婚をした場合にも、配偶者を「×」印で消すようなことはなく、身分事項欄に「離婚」や「除籍」と記載されるように変わっています。

イマドキの婚姻届あれこれ〜ご当地デザインに注目

婚姻届は役所に提出する正式な書類だから、キチンとしたもの、お堅いものだという印象を抱く人も多いと思います。

しかし、婚姻届の用紙は、遊び心のあるデザインのものもたくさん出ていて、かなり自由度が高くなっているのです。

最近は各自治体ならではの可愛いご当地デザインの婚姻届が人気となっていて、力を入れて作られているのです。

地域の風景やキャラクターをモチーフになっていて、結婚後もその土地や地域に愛着を持ってもらうといった地元愛を育んでもらうことが狙いとなっています。

実際に、ご当地デザインの婚姻届を利用したカップルからは「婚姻届がより特別なものとなった」「地元愛がアップした」という声が寄せられているそうです。

そして、婚姻届は直接窓口に取りに行かなくても、自宅からでもダウンロードして手軽に手に入るようにもなりました。

「まちキュン・ご当地婚姻届」といった全国の自治体の婚姻届をダウンロードできるサイトもあります。

サイト内では、提出することで受けられる特典なども紹介されています。

一例ですが、オリジナルの提出できる婚姻届に加えて「手元に残せるふたりの記念用婚姻届」を用意してもらえたり、提出するとご当地ならではプレゼントを貰えるといったサービスなどが行われています。

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