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小学校の先生へ。保護者との距離感に悩んでませんか?

      2017/03/21

小学校の先生へ。保護者との距離感に悩んでませんか?

小学校の先生になって初めて担任を持つと、

自分より年長の保護者の皆さんとのお付き合いがはじまります。

昨今のニュースでここでの人間関係が取り上げられる事も多いですよね。

きちんと整理して考えてみましょう。

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小学校とPTA〜保護者との接点について考える

「子どもたちや、子どもの通う学校の力になりたい」と考える保護者も多いはずです。

「PTA」(Parent—Teacher Association)は、全ての生徒のためにボランティア活動する保護者と先生による団体です。

PTAは、保護者間で交流が生まれる、また先生と接する機会が増える、子供たちの様子を把握できるなど、保護者自身にとってもプラスになる経験ができる場でもあります。

その一方で、PTAという立場を利用して他人の子どもの様子を観察するのは困るという考え方や、特定の保護者だけが学校や先生と深く関わることへの賛否もあります。

また、事前に手続きをしてからでないと学校に出入りができないという事務処理への不満も問題視されています。

ある学校では、土曜日に公開授業を開いて子どもたちと接する機会を設けています。

また、PTAと先生がともにスポーツで汗を流し、交流を深める場を設けている学校もあります。

交流会を開くと、まれに激論を交わす保護者と先生がいます。

もちろんお互いに敬意を払うべきですが、言いたいことを我慢するのではなくときには正直に考えを話すことも必要です。

PTAがなければ学校は孤立してしまうかもしれません。

PTAは、子どもや地域の課題などの情報を伝えてくれ、学校の運営のサポートをしてくれる大切な存在です。

担任の先生は学級のPTAのサポートをするように心がけるとよいのではないでしょうか。

担任の先生と保護者の関係〜モンスターペアレント問題

学校に対して自己中心的で理不尽な要求をする親、モンスターペアレント。

「子どものために言う」と訴えられれば、教師たちは言い返すことはできません。

親が言いたい放題できる状況なので、教師たちは戦々恐々としています。

基本的には教師に直接クレームをつけますが、最近は校長や教育委員会などより権限の強いところに苦情を言い、現場の教師や学校に圧力をかけるという形式も増えています。

親に裁判を起こされたときに備えて、訴訟保険に加入している教師もいます。

訴訟リスクに備える教職員賠償責任保険の加入者は、東京都の公立校の教職員の場合、約59000人中21800人(2007年)との報道もありました。

教育の現場をより良いものにするのは、教育関係者や保護者だけではありません。

個人的な感情や目先の情報にとらわれるのではなく、健全な教育現場の在り方についてすべての人が見直さなければなりません。

モンスターペアレント問題が取りざたされる中で、子どもはすべてをお手本にしながら成長していきます。

彼らが親になったとき、どのような「学校観」を持つ保護者になるのでしょうか。

発達障害を持つお子さんと保護者〜小学校教諭の関わり方

発達障害のある子どもは、「ふつう」に見られることが多く、障害を抱えているとは想像できないこともあります。

そのため、学校や公共の場で問題行動を起こしてしまったときに、周囲から誤解や偏見の目を向けられてしまうこともしばしばあるのです。

同時に、保護者も冷たい視線を向けられ、親子ともども学校や地域から孤立してしまうのが現状です。

その結果、子どもが適切なサポートを受けられない状況に陥ることもあります。

そんな中、発達障害の有無にかかわらず、共に楽しく学べる学校が東京の日野市にあります。

こちらの学校では、発達障害の特性を教師全員が理解し、問題行動の原因を取り除く工夫がされています。

例えば、授業の冒頭では授業の流れを事前に子どもたちに説明します。

急な予定変更で、子どもがパニックを起こしてしまうのを防ぐためです。

また、授業中は黒板に集中できるように掲示板にカーテンが引かれています。

周囲の視覚情報に気を取られることが減り、落ち着いて授業を聞くことができます。

このようにほんの少しの工夫をすることで、発達障害の子どもだけではなくすべての子どもに良い影響が出てきます。

いわゆる「いい先生」は、発達障害があるなしに関わらず、経験をもとにさまざまな工夫をしてきました。

すべての子どもたちが楽しく授業を受けることができるように知恵をしぼってきたのです。

学校外で保護者と出会った時〜一人の人間としての対応

教師という仕事がいくら好きでも、仕事とプライベートは分けたいと考える人は多いのではないでしょうか。

勤め先の学校と自宅が同じ市内にある場合、休日にスーパーや飲食店で保護者や子どもたちとばったり出会う可能性もあるでしょう。

最近は、教師に対して礼儀のない対応をする子どもたちや保護者が多くなってきました。

妙に馴れ馴れしいのが嫌だと感じるかもしれませんが、笑顔であいさつや会話するのが大人の対応です。

また、教師が子どもや保護者に気付かなかった場合でも、「あいさつもしてくれなかった」と誤解されると、あとが面倒です。

しかも、後ろ指をさされることがないよう仏頂面でいるわけにもいきません。

このようにプライベートな時間も気疲れするのを防ぐため、買い物の時間を遅くしたり、学区から離れたスーパーまで買い物にいくなど、教師たちもさまざまな工夫をしているようです。

プライベートな時間は教師だけでなく親にもあります。

外出先でばったり出会えば笑顔であいさつを、見かけただけならそっと立ち去る。

お互いに一線を画して応対するのが「大人の対応」なのではないでしょうか。

先生の言い分〜保護者との距離感をどうとるか

保護者と教師との距離感をどのように取るかは難しいことのように思いますが、実はとてもシンプルな答えがあるのです。

「仲良くなること」、これだけです。

互いの欠点を指摘し合うのではなく、良いところを探して伝え合いましょう。

仲良くなれば、お互いの考えも言いやすくなります。

親が学校でお手伝いを引き受けていると、子どもが喜びます。

親が担任と仲良くなれば、意思の疎通がうまくいき、万が一子どもにトラブルが起きても対処しやすくなります。

そして子どもは精神的に安定し、学校は楽しい場だと認識するのです。

保護者と教師は縁あって付き合うことになった人間同士です。

子どものために、お互いにわかり合おうとしなければなりません。

例えば保護者会は、教師と保護者達がお互いに理解し合い、仲良くなるための場です。

そして子どもの情報を共有する場です。

ニコリともしないで批判的な態度を貫くよりも、笑顔でオープンに話すことこそが、その場にいる保護者や教師の共有財産になります。

保護者と教師の前向きな態度が、子どもたちの笑顔を、楽しいクラスを作るのです。

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