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しますといたしますの違いは?丁寧語と謙譲語の違いと敬語の基本

2015.6.17

しますといたしますの違いは丁寧語と謙譲語の違いですが、

みなさんはきちんと使い分けができているでしょうか?

今回は敬語の基本と使い方をまとめました。

しますといたしますの違い

あなたは「します」と「いたします」の違いをちゃんと認識して、使い分けているでしょうか。

「後ほど電話『します』」「後ほど電話『いたします』」この二つをちゃんと場合によって使い分けている人は少ないのではないでしょうか。

よく分からないけどなんとなくこっちを使ったりあっちを使ったりというのが実情かも知れません。

「後ほど『電話します』」は丁寧語で、「後ほど『電話いたします』」は謙譲語です。

ちゃんと違いが分かるでしょうか?どちらも敬語ですから相手を敬う表現であることには違いありませんが、こちらが相手に対してへりくだる表現かどうかという違いがあります。

この違いをちゃんと認識出来るかどうかが敬語を使いこなす上での鍵となります。

なんとなく使っているのではなく、敬語についてちゃんとした知識を持ってきちんと使いこなせるようになりましょう。

ちゃんと上下関係を保った会話が出来るかどうかは社会人としての評価に関わってきます。

謙譲語は2種類に分類される

敬語は基本的に自分と相手の身分の違いを明確にするものです。

謙譲語とは自分が相手よりも身分が低いときに自分を下に、相手を上にするための言葉遣いです。

「申し上げる」「うかがう」「参る」「存じる」「お目にかかる」などがそれに相当します。

ある言葉が謙譲語になるときにその表現が元の言葉と大きく変わる場合と単純に言葉の修飾によって謙譲の意味を表す場合があります。

前者は例えば「行く」の表現です。

この言葉は謙譲語では「伺う」という言葉に変わります。

「言う」は「申し上げる」、「知る」は「存じる、承知する、「来る」は「参る」になり、「いる」は「おる」になります。

「食べる」は「頂く」、「会う」は「お目にかかる」、「受け取る」は「賜る、頂戴する」、「帰る」は「おいとまする」となります。

一方で後者の言葉では、「会う」を「お会いする」、「売る」を「お売りする」、「美しい」を「お美しい」、「所望」を「ご所望」という風に言います。

丁寧語とは

丁寧語は話をしている相手に対して敬意を示すためにに使う言葉です。

「です」「ます」「ございます」がそれに当たる言葉です。

「ございます」は他の二つの言い回しよりもさらに丁寧な言い方になります。

尊敬語、謙譲語は必ずと言っていいほど丁寧語とセットで使われます。

例えば目上の人に向かって「それではこれでおいとまする」と言う人はあまりいませんね。

「それではこれでおいとまします」と「ます」という言葉を付けるはずです。

ですから丁寧語は最もよく使われる敬語と言ってもいいでしょう。

また丁寧語は尊敬語や謙譲語を使うほどではない相手、例えば先輩とか隣人などとの会話によく使われます。

「あの本はお読みになられましたか?」ではちょっと堅苦しくなります。

「あの本を読みましたか」なら丁寧語だけでもっと打ち解けた感じになります。

謙譲語と丁寧語の違いですが、謙譲語は自分をへりくだらせるための言葉ですので、相手の行為に使うことは出来ません。

一方丁寧語は自分にも相手にも使えます。

しますよりもいたしますの方が敬度が高い

丁寧語、謙譲語Ⅱは両方とも直接話をしている相手に敬意を示す言葉です。

ですから「説明しました」でも「説明いたしました」でも機能的には違いはありません。

どちらを使った場合も間違いではありません。

とはいえ単なる丁寧語である「説明しました」よりも、謙譲語Ⅱである「説明いたしました」の方が敬意の度合いが高くなるのは確かです。

より改まった場面では「説明いたしました」と言う方が適切かも知れません。

普段からそれほど強く意識する必要はないかも知れませんが、両者の違いは一応きちんと把握しておいた方がいいでしょう。

「説明しました」は単なる丁寧語です。

一方で「説明いたしました」は「いたす」という自分をへりくだらせる言葉が入っています。

これは自分と相手の間の関係を明確にする表現です。

面接などで自分と相手の上下関係を明確にしなければならない場合など、単なる丁寧語と謙譲語の区別を明確に意識し、正しい言葉遣いが出来ることが重要です。

謙譲語や丁寧語は自分側のことに使う

尊敬語は相手の行為に敬意を示すために使い、謙譲語と丁重語は自分の行為に使うというポイントを押さえておきましょう。

例えばお客様に対して「資料をご持参下さい」と言うのは誤りです。

「資料をお持ち下さい」と言わなければなりません。

「持参する」は謙譲語です。

「社長はいらっしゃいません」と言ってはいけません。

「社長はおりません」と言います。

身内の者の場合、自分から見ても上の者であっても、客先はそれよりも上になります。

尊敬語と謙譲語を使い分ける基本は、主語を誰にするかを考えることです。

つまり尊敬語の主語はお客様、そして謙譲語の主語は私どもです。

例えば「見る」、尊敬語は「ご覧になる」、謙譲語は「拝見する」です。

「食べる」の尊敬語は「召し上がる」、謙譲語は「頂く」です。

「言う」、尊敬語は「仰る」謙譲語は「申す」です。

何が尊敬語で何が謙譲語かを理解した上でお客様には尊敬語を、自分には謙譲語を使うようにすれば間違いありません。

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