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年末調整の配偶者の職業欄は主婦でいいの?配偶者控除の基礎知識

      2017/03/23

結婚して初めての年末調整。

少しでも税金を安くしようと配偶者控除の申請をしようと申告書を提出しようといざ書き出したものの、

あれ?奥さんの職業欄って主婦でいいの?

今回は年末調整における配偶者控除の基礎知識をまとめました。

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そもそも年末調整って?

個人の所得には、税金がかかります。

国に納める所得税と、地方に納める住民税とに分かれています。

この所得税について、正確な金額を納める手続きで必要なのが年末調整です。

所得税は、その年の1月1日〜12月31日までの所得に対して課税されます。

サラリーマンは、会社が納税の手続きを代行しています。

毎月もらう給料や臨時のボーナスから、税金を差し引いて国に納付しているのです。

給与明細を見てみると、所得税が引かれていますね。

引かれた所得税は、翌月の10日までに会社が国に納めてくれています。

所得税天引きの計算方法は、給与支払額・社会保険料の支払額・扶養親族の人数により変わってきます。

その他、人によって家庭の事情が異なる為、それぞれの控除が加算されます。

扶養者の数にもよりますし、給与所得者本人が障害者や勤労学生かによっても金額が変わってきます。

源泉徴収票を見ると、控除対象扶養親族の数という欄に、人数が書き込まれています。

本人の欄は下の方に区分があります。

配偶者控除は税金面で配慮してもらえる制度

会社は、源泉徴収税額票に基づいた所得税額を納付しているわけですが、年の途中で給与の額が変わったり、扶養親族の数が変わったり、生命保険料が変わったりと変動がある為、それらを清算する必要があります。

これを年末に本人から申告してもらい、1年間に徴収された源泉徴収額を正確な金額と照らし合わせ、還付や徴収となります。

このことを年末調整と呼ぶのです。

配偶者控除や扶養控除とは、どんなものでしょうか。

本人が一人よりも、家族がいれば当然面倒を見なければいけないので、生活が大変になってきます。

それを考慮して、税金の負担を少なくしようというのが配偶者控除と扶養控除です。

子どもがいると、学費や食費がかかりますし、今まで働いていた奥さんも、子どもが小さいと仕事を辞めたりしなければなりません。

子どもが大学への進学となると、学費の出費は家計に大きな負担となります。

子どもの数が多ければ多いほど、食費や衣服費・交際費・学費がかさみます。

意外と知らない配偶者特別控除申告書

配偶者に関する控除には、配偶者控除と配偶者特別控除があります。

配偶者控除は、年収103万円以下の配偶者がいる人に対する控除で、配偶者特別控除は、年収104万円以上〜141万円未満の配偶者がいる人に対する控除です。

配偶者特別控除は、妻の収入に応じて、段階的に計算されています。

3〜38万円の間で控除が受けられるのです。

妻の年収が103万円以下なら、夫が妻を養っている状態とみなされ、夫の所得から38万円差し引いた額に所得税がかかり、妻の所得税はかかりません。

妻の年収が104万円〜141万円未満だと、夫がある程度妻を養っている状態とみなされ、妻にも所得税はかかります。

ある程度養っているという状態の為に、妻の年収によって段階的に金額が変わってくるしくみとなっているのです。

年収103万円以下に抑えた方がお得ではありますが、段階的な変化ですので、急激に損になるというわけではありません。

気にしなければならないのは、社会保険の扶養を外れる130万円の壁だと言えるでしょう。

年末調整の職業欄は「パート」または「会社員」

夫の収入が1000万円以上の場合は、配偶者特別控除を受けられないということも覚えておきましょう。

年収1000万円あれば、配偶者特別控除は必要なく生活できるということですね。

一般的にみれば、それほどの収入があれば妻は働く必要もなく幸せだろうなと考えてしまいます。

事情があったり、生きがいの為に外で働きたい妻もいるでしょう。

一方で娯楽や生活水準を高くしすぎて、1000万円あったとしても家計が苦しいと思う人もいるはずです。

500万円以下の収入であっても、節約を心がけしっかり貯蓄をしていれば、老後の心配も少なくなります。

各個人の将来設計が大事なことは言うまでもありません。

申告書の書き方で、年末に近い時期から働くようになった場合は、無職と書いたら良いのか、パートや会社員と書いたらいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

その場合、控除対象配偶者の職業欄にはパートまたは会社員と記入しましょう。

実際に年末からとはいえ、その年に働き始めたのですから、職業を記入することが必要です。

専業主婦の場合職業欄は無職と記入

専業主婦の場合は、そのまま職業欄には無職と記入しましょう。

源泉徴収票を見ると、何だか難しいことばかり書かれていて、頭が痛くなりますが、一度どのようなしくみになっているのかを、じっくり考えてみるのも良いと思います。

源泉徴収票の「支払金額」の欄は、交通費は除かれていること、「給与所得後の金額」という欄は、支払金額から65万円が差し引かれていること、「所得控除後の金額の合計額」の欄では、生命保険料控除と基礎控除38万円の合計額が書かれていることなどがわかります。

ネットで、源泉徴収票の見方と計算方法などを調べることが出来ますので、少しずつ理解出来てくると思います。

完璧にわからなくても、おおよその計算方法がわかると、年末調整の申告書への書き込み漏れや提出書類の不備が少なくなると思います。

せっかく控除してもらえるものは、申告したいですね。

数年申告漏れがあればもったいないです。

申告漏れがあった場合には、確定申告も出来ますので、そちらも利用してください。

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