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犬の血液検査って??その血液検査と正常値についてまとめ

      2017/03/07

犬の血液検査って??その血液検査と正常値についてまとめ

飼い主のみなさん、やはり自分のワンちゃんの健康状態は気になりますよね?

今回は、犬の血液検査についてとその正常値についてまとめます。

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犬の血液検査とは

犬は我慢強いので、ちょっとした体調の変化は人よりもわかりにくいものです。

そのため定期的な健康診断が必要となります。

健康診断の1つに血液検査があります。

血液検査の項目は様々ありますが、内容は人間が病院で行う血液検査の項目とほぼ同じものになります。

その項目の多くは、わかりにくい暗号のような名前ばかりですが、犬の健康状態を教えてくれるものです。

愛犬であるパートナーの健康状態を知ることはとても大切なことです。

犬は人間よりも4〜6倍速く1年を過ごします。

病気を早く見つけてあげることで、治療が早くから始められ、手遅れにならずにすむのです。

特に高齢犬になると若かった頃に比べると、徐々に体力が落ちてくるものです。

またその体力の低下は取り返しのつかないものになるほど、犬にとっては負担になってしまいます。

飼い主がいつも見ている愛犬のしぐさの変化や病気かと思った時には、早めに動物病院で診察を受け、血液検査をしてもらうことで大事に至らず、病気の早期発見、早期治療、症状の軽減につながります。

愛犬であるパートナーの健康状態を知ることはとても大切なことです。

犬の血液検査について

血液検査は通常、四肢または頚部の静脈からの採血となります。

人間の採血同様、細い血管に細い注射針を使用します。

被毛をかき分け皮膚を出し採血するため、ペットが動いてしまうと採血が困難となります。

ペットが動かないで速やかに採血するには、しっかりと保定することが必要となります。

獣医師や動物看護師が通常行いますが、時にはペットの飼い主さんに依頼する場合もありますので、その際は獣医師が指導する保定の方法をよく守ってください。

血液検査の採血量は、検査する目的、内容、項目によって決まります。

簡易的な犬フィラリアの抗原検査でほんの数滴の血液で検査できますが、病気によっては何ccもの採血が必要となります。

そして血液検査の結果は、動物病院内で血液検査の機械がある場合、あるいは動物病院内で血液検査ができる項目であれば、短時間でわかりますが、特殊な検査や、外部の血液検査センターでないと検査できない時には、結果は数日後となることがあります。

採血後はすぐに止血するための処置が施され、出血が無ければ、いつも通りの生活ができます。

しかし、採血をしているので、その日はシャンプーや激しい運動は控えたほうが良いでしょう。

血液検査はいつ受けるべきか

ペットの健康診断はいつ受けるのが良いでしょうか。

実は動物病院には混雑する時期があります。

それは犬の3大予防ともいわれる「狂犬病予防注射」「混合ワクチン接種」「フィラリア予防」いうものがあります。

4月から6月の時期は「狂犬病予防注射」の接種期間となります。また「フィラリア予防」が始まり、そのための「ミクロフィラリア検査(フィラリア抗原検査)」があります。

それ以外にも「混合ワクチン接種」があり、動物病院は忙しくなります。

また血液検査の会社にも多くの検体が集まり、検査結果が通常より多少時間がかかることがあります。

7月は梅雨の湿気により外耳道炎や皮膚病で来院数が増加します。

真夏の暑さや残暑の8月、9月はペットの体力を奪いますし、ましてや動物病院に行くことはペットにとってはストレスとなります。

それでは一体いつがいいのかというと、比較的動物病院が混んでいない12月から2月が健康検査を受けるのはいかがでしょう。

蚊の時期も終わっているため、ミクロフィラリア検査をこの時期に受ければ、今シーズン飲んでいたフィラリア予防薬が効いていたのかわかりますし、次のフィラリア予防が始まる時には体重測定と予防薬のみで済みます。

そして、獣医師に相談したくても、ほかの方に時間がかかって迷惑かけるのではないかという心配でできなかったことも動物病院が繁忙期でないため、相談でき、それが病気の発見につながるかもしれません。

血液検査からわかること

血液検査から様々な病気がわかります。

その例をいくつか挙げたいと思います。

出血してしまった場合や赤血球を作る骨髄が何らかの異常で、赤血球が作れなくなった場合になる症状が貧血です。

貧血の原因は様々で、慢性炎症、慢性腎不全、甲状腺機能低下症などで軽度から中程度の貧血が起こります。

また腸内寄生虫やノミやダニのような外部寄生虫による慢性的吸血によっても貧血が起こります。

赤血球が多い状態となる赤血球増多症は、実際は赤血球が増えていないのに、脱水などによる血液中の水分が少ないために赤血球が多く見えてしまう場合と赤血球自体が増加している2種類があります。

本当に赤血球が増加している時には次の疾患が挙げられます。

骨髄が赤血球をどんどん作ってしまう疾患、呼吸器や心臓の疾患によって体内が酸素不足となるため、酸素を運ぶ役割の赤血球を増やそうとし、悪い体の状態を正常化しようとする働きがあるために生じてしまうもの。

そして腎臓に腫瘍ができることによって、腎臓から分泌される血液を作るホルモンが大量に出ることで、赤血球が大量に増加してしまう腎臓腫瘍などがあります。

白血球からは、炎症があるか、壊死があるか、過敏症があるのか、ストレスがかかっているかがわかります。

白血球は好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球を合わせたもので、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球たちの増減の変化によって、体の状態を知ることができるのです。

犬の血液検査の正常値について

犬の血液検査から正常値と、数値の増加及び減少で考えられる代表的な疾患は次のようになります。

血球数の基準値は9000〜17000個/μで、増加した場合は、細菌感染症、白血病、炎症があります。

減少した場合は、血液疾患、ウイルス性感染症、中毒などです。

赤血球数の基準値は550〜1000万個/μlで、増加した場合は、心疾患、肺疾患、脱水、ショックなどです。

減少した場合は、慢性貧血、赤血球形成不全性貧血などです。

ヘマトクリットの基準値は37〜55%で、増加した場合は、心疾患、肺疾患、脱水、ショックなどです。

減少した場合は、溶血性貧血、再生不良性貧血、出血などです。

ヘモグロビン量の基準値は12〜18g/dl、増加した場合は、心疾患、肺疾患、脱水、ショックなどです。

減少した場合は、内出血を含む出血による貧血などです。

グルコースの基準値は75〜128mg/dl、増加した場合は、慢性膵炎、副腎機能亢進、糖尿病などです。

減少した場合は、膵臓癌、副腎皮質低下症、飢餓などです。

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