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排卵期出血時の茶色いおりものはあのサイン?

      2017/02/22

排卵期出血時の茶色いおりものはあのサイン?

排卵期出血で茶色いおりものが出る場合があります。

注意しなけばいけない不正出血との違いは何なんでしょうか。

女性の多くが経験する不正出血に関する疑問を調べてみました。

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排卵期出血時の茶色いおりものとはどんなもの?

女性にとって、生理以外の不正出血は珍しいものではないとはいえ、それが起こると何かと不安に思うものです。

勿論、その出血量が生理の時と比べても多かったり、1週間以上続く、下腹部に強い痛みなどがある場合には、何かしらの異変が起きていることが考えられますから、婦人科を受診すべきだと言えます。

 

まず、心配のいらないとされる不正出血について見てみましょう。

それが排卵日――生理周期が28日の人であれば、前回の生理終了日から1週間前後で起きる、少量の出血です。

これは”中間期出血(排卵期出血)”と呼ばれるものです。

排卵に伴ったホルモンバランスの乱れが元で、生理ほどではないものの子宮内膜が剥がれて起きるものと、排卵の際に、卵巣の表面の血管が傷ついておこるものとの2つのケースが考えられます。

どちらの場合も、軽い痛みを生じることもありますが、出血と共に2〜3日で収まります。

 

色が茶色いことに不安に思うこともありますが、これは子宮頸管から分泌される粘液と混ざることで、こうした色になるのです。

排卵期出血と間違いやすい様々な症状

また20代から30代の女性の不正出血の原因として多いのが、”子宮膣部びらん”です。

これは、子宮の出口である子宮頚部(頸管)の一番下、膣側の部分が慢性的にただれている状態を指します。

実に成人女性の9割近くが罹っており、痛みもなく、性交時や生理周期に関わらず、少量の出血――鮮血であったり、おりものに赤や茶色のものが混じる程度の時もあります。

ただれている、とは言っても、余程強い症状が出ている時を除き、ほとんどの場合治療も行われないものです。

 

ただ、で気をつけなければいけないのは、そもそも”不正出血”とは、月経時以外におこる出血全般を指し、その量や色に関わらず、”生理以外の出血は全て不正出血である”ということ。

前述の中間期出血も子宮膣部びらんも、心配のないものとは言え不正出血です。

 

そして、時に命の危険のある婦人科疾患も、不正出血を起こすものが多々あります。

○膣炎

○子宮筋腫

○子宮頸管ポリープ

○卵巣機能不全

○子宮頸がん

○子宮体がん

不正出血があった場合、自分で判断しては行けない理由がここにあるのです。

排卵期出血と間違うと大変なことになる子宮頸ガン

不正出血を伴う疾患の中、一番注意しなければならないのが子宮頸がんや子宮体がんです。

困ったことに、子宮頸がんの初期は自覚症状がほとんどなく、性交時に出血があることもありますが、他にこれといって症状がないため、自分で気付くことができないのです。

 

どちらのがんも、症状が進行することで、

○おりものが増える

○不正出血の頻度や量が増える

○がん組織の壊死・腐敗菌感染により、おりものの状態が変わり悪臭を伴う

○子宮内に膿が溜まり、(この状態を”子宮留膿腫”と言います)下腹部痛・発熱が起きる

と、自覚症状が出てくるようになります。

 

体の他の部位に起きるがんと同じく、こうした女性器のがんも、ステージが進行してしまうと命に関わります。

早期のうちに気付ける人というのは、普段から不正出血に対して敏感であること、そして定期的な婦人科検診を受けている人であり、妊娠によって発覚する・自覚症状が出て初めて危機感を覚えて…という人が多いのです。

 

ですから、不正出血は決して自分で判断をしてはいけません。

定期的に検診を受けることは必須ですし、閉経後も不正出血がみられた等という場合は、すぐにでも検査を受けるべきです。

排卵期出血ではなく茶色いおりものは妊娠のサインかも?

もう一点、疾患とは別の、茶色いおりもの出る場合があります。

それが”妊娠”です。

 

何故、妊娠に因る出血が、茶色いおりものになるのかというと、これは受精した卵子が子宮内膜に潜り込む(これが着床です)時や、その成長過程によって、子宮内膜に張り巡らされた毛細血管が切れるため。

こうした出血はごく微量であり、排出されるまでに時間がかかります。

そのため、血液が酸化して茶色くなり、おりものに混じって出てくる、という仕組みなのです。

 

このような妊娠初期の茶色いおりもの――個人差はありますが、全体的に茶色であり、かつ痛みを感じる・お腹が張っているという症状が伴わないのであれば、特に心配はありません。

 

しかし、おりものの色がピンクや赤といった、血液が酸化していない状態の場合や、(例えおりものは茶色であっても)痛みやお腹の張りがある場合には、流産や切迫流産の可能性があります。

特に鮮血だとはっきりわかる場合には、そうした可能性が高いと言えます。

直ちに産婦人科に連絡を取り、診察を受けるべきです。

排卵期出血時の茶色いおりものかどうかの判断は基礎体温をつけよう

茶色いおりものが、排卵期出血か、それとも別の要因によるものか、判断するには何を基準にすべきなのでしょうか?

それにはまず、”基礎体温”と付けることが重要になってきます。

 

女性の基礎体温は二層性になっており、それぞれの時期はご存知のように低温期、高温期と呼ばれます。

この切り替わるのが、排卵時:低温期→高温期、生理開始日:高温期→低温期です。

つまり、前回の生理開始日から12〜16日ほど経過しており、基礎体温が高くなった時期に茶色いおりものがあれば、排卵期出血の可能性が高い、と考えられるのです。

 

基礎体温は、不正出血の原因の診断材料になるばかりでなく、自分の生理周期の判断や、排卵がしっかり起きているか、妊娠していないかといったことも分かります。

ただ、低温期と高温期の違いは、0.3度〜0.4度程度ですので、通常のものより精度の高い婦人体温が必要となりますし、周期を把握するためには長期間の測定が必要になります。

 

基礎体温による生理周期の把握、そしておりものの状態に常に気を配ることは、中々大変なことです。

しかし、婦人科疾患を早期に気付くためには重要なこと。

定期的に婦人科検診を受けることを含め、是非生活の習慣として取り入れましょう。

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