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血圧が低いとはどういう状態?どんな症状?

2015.4.15

朝が弱い人が「血圧低いから」と言うのをよく聞くけど、

血圧が低いってそもそもどんな状態なの?

どんな症状なの?

低血圧とは

朝起きるのがつらい、立ち上がる時にめまいが頻繁に起きるなどの症状はありませんか。

それは低血圧のせいかもしれません。

では一体、低血圧とはどのような状態をさすのでしょうか。

私たちの体内にはくまなく血管が通っており、血管の中には血液が流れています。

その血液を送り出すポンプの役割とし働いているのが心臓です。

ポンプとして拡張と収縮を繰り返しているわけですが、そのときの血液の勢いを血圧と呼び、健康診断などでは最高血圧と最低血圧を測定します。

低血圧とは、最高血圧が100mmHg未満の人のことを指し、この低血圧の原因となる病気があり治療が必要とされるものは、「低血圧症」と呼ばれます。

春〜夏の季節や、朝〜昼に症状が強く現れる傾向があり、逆に昼〜夜にかけて症状が軽くなるため、元気になる人も多いです。

10代〜30代の若い女性の約20%、小・中学生の約5〜10%は低血圧だと言われているように10代や女性に多く、小学生の中には低血圧が原因で不登校になることもあります。

低血圧を起こす原因

低血圧の原因としては、心臓や腎臓、脳神経の外傷によって多量出血することで、全身に循環している血液量(循環血液量)の減少や心臓から送り出す血液量(心拍出量)の低下によるものがあります。

これは、事故に遭った場合が代表的ですが、体内に流れる血液が急激に減少することで意識を失い、ショック状態(命の危険がある状態)に陥ることがあります。

血液には粘性が存在します。

血液中には細胞が約45%含まれており、そのほとんどが赤血球で構成されています。

この赤血球内部には酸素を体内に運搬する役割を担うヘモグロビンで充満されているのです。

赤血球が多いほど酸素の供給量も増加しますが、同時に血液自体の粘性も増えていきます。

この粘性を和らげる能力として、赤血球には変形能という特性があります。

変形能が高いほど末梢血管(細かい血管)内部でもスムーズに通ることができるため、血液の粘性も低下します。

逆に糖尿病などの病気によって血糖が高い状態が続くと、赤血球同士が凝集することで粘性が上がり高血圧となります。

この粘性を解消するための投薬によって低血圧となることもあります。

低血圧症とは

血圧が低い人全てが低血圧症というわけではなく、安静時に測定した最高血圧(正式な呼び方では「収縮期血圧」)が100mmHg以下でかつ、めまいや立ちくらみなどの何かしらの自覚症症状がある場合に低血圧症と診断されます。

その要因としては怪我や病気、加齢などによるものが要因となることが多いようです。

もともと低血圧は高血圧の人ほど重視されているわけではなく、血圧が基準値に満たないほど低い状態であっても、日常生活に支障をきたすことなく健康的な日々を送っている場合は、体質や遺伝的に血圧が低いというだけで、低血圧症とは判断されません。

低血圧と呼ばれる多くの人は、この体質的なものがほとんどであり、よほどのことがない限り、病院で受診してもらう必要はありません。

また低血圧は、一時的に血圧が低くなる一過性のものと、血圧が低い状態が持続するものとに分類されます。

ですので、一回の測定によって自身の血圧を判断するのではなく、定期的に測定することで血圧の目安を知ることが重要なのです。

低血圧症の原因別分類

は具体的に低血圧症の原因にはどのようなものがあるのでしょう。

その原因となる3点を下に挙げます。

1.症候性低血圧症(二次性低血圧症)

病気が原因となって起こる低血圧のことです。

心臓病や内分泌器官などの病気のため、低血圧症となっているものをいいます。

これらは、病気の治療などによって回復改善します。

2.本態性低血圧症

病気ではなく、原因がはっきりしないものをいい、その人の体質や遺伝などによって引き起こされるとされており、治療の必要はありません。

また、女性に多く見受けられるのも特徴で、血液を送り出す下半身の筋力を鍛えることや食生活の見直しによって改善することがあります。

3.起立性低血圧症(脳貧血)

急に立ち上がった時に、重力で下半身に流れた血液がそのまま心臓に戻らず血圧が下がってしまい、めまいが起こります。

脳の血圧量が低下することから、「脳貧血」と呼ばれることもあります。

たいていは一過性のものなので治療する必要はありませんが、まれに自律神経の乱れが原因となっていることがあります。

この場合は頻繁に立ちくらみが起こるので、病院で検査をしてもらう必要があります。

低血圧の主な症状

低血圧の主な症状には、立ちくらみやめまい、ふらつき、失神、全身倦怠感などが挙げられます。

安静時には、血圧は安定しているのですが、長時間の立ち仕事や座った状態から立ち上がる時などの体位変換時に血圧が下がる場合があります。

また、朝起きるのが辛い、午前中に身体を動かすことが困難であるということも、低血圧の特徴です。

また、低血圧の症状は人によって異なります。

血圧が正常範囲内であっても、低血圧の症状が出てくる人もいれば、低血圧の範囲に入っていても元気に過ごしている人もあります。

この場合、血圧の数値に関係なく、自覚症状がある方は注意が必要となってきます。

もし、立ちくらみが酷い場合は、無理に起き上がったり体勢を変えたりせず、しゃがむなどの対処をし、倒れないようにする対策を立てましょう。

また、朝は辛くても食事を採ることで血液の循環が良くなり、症状も改善されるといいます。

冷たい食事よりも温かい食事のほうが身体を温める効果があるのでより効果的です。

立ちくらみやめまいで倒れて怪我をしてしまっては元も子もありません。

低血圧の自覚症状がある人は特に、普段からの心がけを大切にしましょう。

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