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駐車場に無断駐車をされた場合の対処方法を大解説

2016.1.19

あなたが契約した駐車場に勝手に無断駐車をされたとしたらどうしますか?

対処方法は色々ありますが、下手な報復措置はこちらが逆に損害賠償を請求されることもあるのです。

ここでは正しい対処方法について解説します。

自分の駐車場に無断駐車されるのは?

誰だってイラっときますよね。

例えばあなたが契約した月極駐車場、会社から戻ってきたら勝手に車が止まっている。

仕方なく罰金覚悟で道路に駐車するか?有料パーキングに一晩止めるか?どっちの選択肢も、ものすごく理不尽で頭にきます。

もしくはあなたが駐車場経営者であれば、たとえ空いているスペースでも勝手に止められるのは、スーパー経営者が勝手に商品を持って行かれるのと同じです。

無断駐車をする人の心理は、当人しか判りませんが、どうも人の権利を侵害している事に非常に無神経である事は確実でしょう。

実際、物が無くなる訳でも、減るわけでもないから、無断駐車している当人の心理ハードルはかなり低いのかもしれません。

しかし、そのスペースにお金を払って借りている人、そのスペースを貸して生計を立てる人にとっては泥棒当然です。

無断駐車をする人には、罪悪感を覚えて二度としないようにしてもらうのが一番ですが、実際問題として難しいでしょう。

とすると、対処方法としては「目には目を歯には歯を」作戦となります。

無断駐車された場合の対処方法

とりあえず「張り紙」作戦を決行します。

無断駐車している車のフロントガラスなど目立つ所に「無断駐車禁止」という警告を貼ります。

その他、「警察に通報する」「料金を請求する」旨記載しても問題ありません。

後は貼り方ですが、少しでも苦労させようとガムテープでべっとりという手もありますが、車を破損させないように気を付けましょう。

損害賠償を請求する可能性もあります。

効果はほどほどです。

ちょっとした軽い気持ちで置いている人が大半なので、実際に警察に通報されたりしないと思っていても、「あ、見つかっちゃったから移動させよう」と考えてくれます。

問題なのはもっと図々しい人や、常習犯です。

本当に警察に通報するのも一つの手段です。

ただあまり期待はしないように。

警察が取り締まれるのは、道路に駐車している車のみです。

敷地内や契約している駐車場や、自分の駐車場は警察の権力外です。

ほとんどの場合は「民事不介入」で当人同士の話し合いで解決してね!というのが警察のスタンスです。

駐車場に無断駐車された場合の正しくない対処方法

駐車場に無断駐車された場合、またそれが常習犯だったりしたら、頭にきて報復措置をしたくなりますよね。

フロントガラスにノリで、張り紙を貼ってみたり、タイヤに画びょうでパンクさせたり、ペンキをぶっかけるとか、落とし穴を作るとか、気持ちは判りますが、全てNGです。

また、無断駐車の車を勝手にレッカー移動させたり、逆に敷地内から出さないようにタイヤをロックするのも、かなりグレーゾーンというか、相手がごねれば、器物損壊として罪に問われる可能性もあります。

どうして、被害者の自分がこんな事にと考えると思いますが、これはある法律の考え方によるものです。

権利を侵害されたものが、法の定める手続きを無視して、自分で権利を回復させることを「自力救済」といいます。

この「自力救済」は基本法律違反なのです。

確かに、自分で「自力救済」の名のもとに報復措置をしていたら、法治国家の根幹が揺らぎますから、当然と言えば当然ですが、それでもこのように無断駐車をめぐる争いでは、された側がなんとなく割を食っていると思われます。

無断駐車の正しい対処方法

もしあなたが駐車場の経営者であれば、まずは料金の発生する駐車場であることを明記する看板を立てましょう。

時々「無断駐車した人は罰金○○円いただきます」と書いてある看板を見る事がありますが、「罰金」という言葉は使わない方がいいでしょう。

これは、警告の張り紙も同様ですが、金額によっては恐喝罪に問われることもあるのです。

つい罰金を高く設定して、無断駐車をさせないようにしようと考えがちですが、法外な金額も恐喝罪に問われる可能性があるので注意しましょう。

それを踏まえて看板には「無断駐車した人には、駐車料金○○円いただきます」と書いて、金額のところには1〜2万程度にしておきましょう。

海外では、駐車スペースの所にペンキで車のナンバーを記載しているところがあります。

車を止めても見える場所に書いてあるので、一発で違法駐車の有無が判るようにしてあるようです。

契約者が変わるときのメンテナンスが面倒ですが、これも契約者以外と止めさせないように心理的なハードルを上げるひとつの手段です。

悪質な無断駐車する人への対処方法

無断駐車した人への損害賠償は可能です。

ただ問題なのは、相手が誰だかわからない事。

余程悪質なケースの場合は、警察に通報すれば、相手を調べてくれることもありますし、また自分で調べる事もできます。

私有地における放置車両は陸運局で所定の手続きを踏めば、所有者の住所氏名を知ることが出来ます。

ただし、「自動車の登録事項等証明書」に記載している内容のみで、そこに確実に住んでいるかは確実ではないのですが…。

相手が判れば、無断駐車の料金を請求する事も可能です。

常習犯には、今までの駐車料金の金利を付けて請求することも可能です。

ただし、支払ってくれるか否かは相手次第なので、支払を拒否された場合は、裁判所に訴えて判決をもらえれば強制執行も可能になります。

また私有地に勝手に駐車されているのも事実なので、住宅侵入罪として警察に訴えるというのもひとつの方法です。

そのため私有地であることを明確にわからせるため、柵やチェーンなどで境界をはっきりさせておくことが大切です。

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