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離乳前の子猫の体重が増えない!飼い主が取るべき対処とは

      2016/03/08

離乳前の子猫の体重が増えない!飼い主が取るべき対処とは

離乳前の、生後1ヶ月に満たない子猫を世話することになった時、注意したいのが体重の推移です。

子猫にとって、体重は健康のバロメーターと言えます。

この体重が増えない時は、どのような対処をすべきかを見ていきましょう。

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離乳前の子猫の体重が増えない原因は?病気?それとも…

どんな動物の子供にも言えますが、特に子猫の持つ愛らしさというものは、筆舌に尽くしがたいものがあります。

犬派、猫派、という呼び方もありますが、最近は猫を飼いたいと思う人が増えているそうで、子猫を引き取る・保護する人も多いことでしょう。

ただ、子猫もれっきとした生き物。本来ならば母猫が行う世話を、人間が代わって行わなければ、すぐに弱ってしまうほどに繊細ないのちです。その健康の維持には、十分に気をつけてあげなければなりません。

とは言え、明らかに弱っているような状態の場合を除き、子猫の状態がいいのか悪いのか、人の目からは判断が難しいのも事実です。元気そうに遊んでいたのに、実は…という事態も珍しいことではありません。

そうした子猫の健康のバロメーターとなるのが、体重です。

特に離乳前の子猫のうちは、毎日コンスタントに体重が増えていきます。ですが、体重が増えない場合には、何かしらの問題が起きていることが予測されます。

どうして子猫の体重が増えないのか、その原因や解決策はどんなものがあるのでしょうか。

離乳前の子猫の体重が増えない時には何をすべき?

子猫の体重が増えない理由はいくつか考えられますが、まず成長に見合った食事を適量与えているかが焦点になるかと思います。

その目安となるのが乳歯が生えているか生えていないかです。

子猫の成長は早く、生後3週間から乳歯が生え始めますが、まだ乳歯が生えていないのであれば、離乳前であるしるし。与える食事は母猫の母乳か、猫用のミルクに限定されます。

この時期の子猫は、一日に約10〜15gの体重増加が見込まれます。これよりも体重の増加がない時には、母猫のお乳(もしくはミルク)の量が足りないか、それとも子猫側の飲む力が弱いか、便秘のために食欲がわかないか、内臓に疾患がある可能性が考えられます。

こんな時は、ペットショップなどで購入できる、猫用のミルクを、子猫用の哺乳瓶かシリンジ(注射器の本体)を用いて人工哺乳をしてみましょう。牛乳は例え喜んで飲んだとしても、絶対にあげてはいけません。

猫用のミルクの量はメーカーにより異なりますが、パッケージの裏などに使用量などが必ず記載されていますから、まずはこれに習って与えてみましょう。

子猫がミルクを飲んでくれない時にはどうすべき?

与えたミルクを飲みきり、これで体重が増え始めるならばいいのですが、問題はミルクを欲しがらない時です。子猫にとって、食欲は第一の生存本能ですから、これがないことは子猫の命に関わります。

この時、確認して欲しいのが以下の2点です。

1.排泄は出来ているか

特に生後1週間ほどの子猫は、まだ自力で排泄が出来ません。そして、排泄をしていないためにお腹が張り、ミルクを飲むことができないのかもしれません。ミルクを与える前後に排泄の手伝いをしてあげましょう。
必ずぬるま湯で濡らしたガーゼやティッシュを使い、肛門のあたりを軽くポンポン、と刺激してあげましょう。乾いたものや、強くこするといった刺激はNGです。

2.体が冷えていないか

離乳前の子猫は、自力で体温調節を行えません。夏場はまだしも、秋から春にかけては、子猫を保温する必要があります。
タオルで子猫自体を包んだり、40度程度のお湯を入れた湯たんぽ(ペットボトルでも良い)を置く、室温も25度にする等で、体が冷えないようにしてあげる必要があります。

子猫にミルクを与えるのは、大変な作業…

子猫に人工哺乳を行う際には、飲ませ方にコツが必要です。

与えるミルクの温度は人肌程度、そしてまずは舌の上にほんの少し垂らしてあげて、これが自分にとって必要なものであると認識してもらわなければなりません。

飲まないからと無理に飲ませたり、自分から吸い付いてくるようになっても、一気に口の中に注いだりしてしまうと、ミルクが気管に入って肺炎を起こす可能性もありますから、注意してください。

また、写真でよく見るような、子猫のお腹を上に向けて哺乳する姿勢も、ミルクが気管に入る原因となりますから、腹ばい(お腹が下)になる体制で与えるようにしましょう。

離乳前の子猫にミルクを与えることは、正直に言って、大変な作業です。

小さい頃は飲む量が少ない分、回数が多くなります。生後1週間までの子猫に対しては、ミルクは2,3時間おきに一度、2週間までの時は3,4時間ごとに与える必要があります。加えて排泄補助をミルクの前後に行わなければならないため、この時期が、飼い主(保護主)さんにとって、一番大変な時期となるでしょう。

この時期を乗り切り、生後3週間あたりになって乳歯が生えてくれば、ミルクの回数も1日に3回(+離乳食)となり、子猫自身にも体力がついてきます。排泄も自力で出来るようになってくるので、負担は一気に少なくなります。

子猫の体重が増えない、何か異常があるならば速やかに獣医師へ!

もし、以下の様な症状があるのであれば、速やかに動物病院を受診しましょう。

  • ミルクを与えても体重が増えない、体重が減る
  • 食欲が無い
  • 嘔吐する
  • 元気がない(鳴かない、動かない、体温が低い、震えが止まらない場合も)
  • 尿の色が濃い、または尿をしていない
  • 便が出ない、下痢便が続く、便に異常がある(水状の便、血が混じる等)
  • 目やにや口だれ、鼻水といった症状がある

考えられる原因は、まず元々個体として体が弱い場合です。生まれながらに胃腸が弱く、消化吸収能力が低い子猫も存在します。

続いては、寄生虫やノミに寄生されたり、猫風邪などの病気の発症が考えられます。

また、野良の子猫だった時には、例え体重がコンスタントに増えて元気であっても、ほぼ100%に近い確率で、何らかの病原菌を持っていると言えます。保護後に日をおかず、出来るだけ早く病院を受診しましょう。

特に小さな、離乳前の子猫にとって、体重は決して無視できないバロメーターです。

ただ可愛いと愛でるだけでなく、体重の推移や子猫の様子を見守って、無事に大きくなれるよう、手助けをしてあげましょう。

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