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緊張すると吐き気がして食事が食べられないのは病気?

      2016/01/10

緊張すると吐き気がして食事が食べられないのは病気?

あまりに緊張しすぎると、吐き気することはあります。

人によっては、人前で食事をすることでこの症状に襲われる人もいます。

ここではその克服方法について解説します。

対処方法を身に付けて、このつらい状態とさよならしましょう。

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食事をする時、緊張すると吐き気があるのは病気?

会食恐怖症という病気があります。

社会不安障害の一種です。

社会不安障害というのは、人前で何かをすることに極度の緊張を覚えて、赤面、発汗、どもり、等々の症状が出ることです。

症状は人によって様々です。

また人によって、緊張したり不安したりする対象が違い、スピーチのように人前で話す事に緊張する人もいれば、電話で人と話す事に対してこの症状が出る場合があります。

会食恐怖症というのは、人前で食事をする事に対して不安や緊張を覚えます。

緊張から吐き気を感じて「人前で吐いたらどうしよう」「食べないと変な人と思われる」と心配になります。

ただ家族や、友人など親しい人の間ではあまり症状が出る事がありません。

この症状は、男性よりも女性が多く、男性の2倍いると言われています。

年代は10代〜20代頃が多いようです。

そのため、人と食事ができない、人と食事をするのを避けるために、外出や旅行を控えるようになり、日常生活に支障をきたすこともあります。

食事の時に緊張して吐き気がする原因とは?

社会不安障害の原因は判明していませんが、一説によるとセロトニンという神経伝達物質のバランスが乱れたために症状が出ると言われています。

このセロトニンというのは「幸せホルモン」と言われていて、人間の情緒を安定させる作用があります。

情緒を安定させるホルモンが乱れるので、その結果、緊張したり不安を覚えたりするのです。

また、幼少時のトラウマが原因という説もあります。

しかし、決して性格的なものが原因ではありません。

自分が人見知りだから、コミュニケーションが下手だから症状が出たというわけではないのです。

特に会食恐怖症というのは、特定のシュチエーションの場合にその症状が出るため、中々理解してもらえることが少なく、食べ物の好き嫌いが激しいとか、わがままな人と誤解される事が多いと言います。

また本人自体も、自分に障害があるというのを意識できずに、誰にも相談できずに抱え込んでしまう事もあるそうです。

社会不安障害はそのままにしておくと、うつ病などの発症することもありえるので、自覚がある人は早めに心療内科や精神科に受診した方が良いです。

人前で食事をすると緊張するという症状を改善するには?

人はつらい思いをするとそれから逃げようとします。

これは人として当たり前の行動です。

人前で食事をすると、人の視線が気になって極度の不安や緊張に襲われるため、それを回避しようとします。

人に食事に誘われても断ったり、会社でも人前で食べるのを避けるあまり、一人になれるトイレで食事をするなんて人もいるそうです。

これは悪循環で一人の食事に慣れればなれるほど、人との食事のハードルは上がっていきます。

残念ながら、緊張する場面から逃げれば逃げるほど、症状の改善からは遠ざかっていきます。

早道は緊張する場面に立ち向かうことだそうです。

これは、一種の「認知行動療法」といえます。

ハードルの低い所から始めて、徐々にハードルを上げていきます。

つまり初めは、ハードルの低い、緊張の少ない友人とお茶や軽食などしてみましょう。

そして徐々に一緒に食べる人や場所のハードルを上げていき、最終的には人前で食事をできるようにしていくという事です。

社会不安障害の治療方法

まずは、自分は「会食恐怖症」であると認識することが大切です。

社会不安障害の治療方法は大きく二つあります。

一つは「薬物療法」です。

この社会不安障害の原因はセロトニンというホルモンの乱れであると前述しましたが、このセロトニンのバランスを整えることで緊張や不安の症状は軽減します。

そのため薬物療法では、このセロトニンのバランスを整える薬を服用します。

服用後の効果は人によって差があるそうですが、2〜8週間ほどで効果が出ると言われています。

もう一つは前述した「認知行動療法」です。

病院によっては併せてカウンセリングを実施することもあるそうです。

治療には、「薬物療法」と「認知行動療法」の二つを併用すると効果が高いと言われています。

つまり薬でセロトニンのバランスを整えることにより、精神は安定を取り戻します。

緊張や不安の症状が軽減化しているので、「認知行動療法」のように、緊張する場面に対する対処方法や考え方を学ぶことで、不安や緊張の原因を克服するという事です。

緊張や吐き気は生活の改善から

「薬物療法」や「認知行動療法」と併せて、自分の生活を見直すのも大切です。

障害を抱えている人のうち少なからず、生活のリズムが狂っていたり、バランスの悪い食事をしていたり、3食食べていなかったりします。

どれもセロトニンのバランスが崩れる原因ばかりです。

まずは、朝起きて、夜眠るという生活のリズムを整えましょう。

朝起きて日の光を浴びるだけでも、セロトニンの分泌は活発になると言われています。

また食事中吐くのが心配なばかりに、食事を抜く人がいますがこれも逆効果です。

食事を抜けば体が緊張して、また吐き気が出るという悪循環なのです。

三食の食事は体にとっても大切なのです。

そして食事の内容も大切です。

緊張して吐き気を覚える人はジャンクフードやファストフードを好む傾向があるそうです。

たまに食べる分にはいいのですが、あちこちで言われているように決して健康的な食事内容ではありません。

出来れば野菜や果物も摂取するように心がけましょう。

たったこれだけ生活を変えただけでも、効果はあらわれます。

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