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生理痛が辛い… 吐き気や激痛を起こしている犯人はこれ!

2016.2.4

女性にとって切り離せない生理。ほとんどの女性が、この期間中は生理痛に悩んでいることでしょう。

ただ、この生理痛があまりにも強く、吐き気や激痛を伴うこともあります。

どうして生理痛は起きるのでしょうか?また改善する方法はあるのでしょうか?

今回は生理痛対策に役立つ情報をまとめました。

吐き気や激痛を伴う生理痛。どうすれば改善できる?

女性にとって、毎月やってくる生理に対して「大切なものとは分かっているけれど、とにかく面倒くさく憂鬱なもの」という、共通したイメージがありますね。

ただでさえナプキン等の生理用品を付けなければいけない不自由さや不愉快さがあるのに、生理期間中はほとんどの女性が、多少なりと生理痛にも苦しむことになります。

しかもこの生理痛、人によって全く”重さ”が異なるため、男性はおろか、同じ女性にさえもなかなか理解が得られないことがあります。本当に辛いのに、甘えだと言われることすらあります。
そして、そもそも生理自体が女性の最もプライベートに関するものですから、生理休暇を取るのも憚られ、市販の鎮痛剤を服用して、その辛さを一人で抱えてしまっている人も、本当は大勢いることでしょう。

ただ、時に、生理痛は強い吐き気を起こしたり、立てないほどの激痛にまで及ぶ場合があります。こうした辛い生理痛は、どうして起きてしまうのでしょうか?また、その痛みや辛さを改善する方法はないものでしょうか?

そもそも、どうして生理痛は起きるのか。その”犯人”は誰?

何故生理痛が起きるのでしょうか?
そもそも生理とは、女性の体が妊娠するためのサイクルの一部。

女性のお腹にある子宮は、受精卵が着床しやすいよう、排卵期に合わせて子宮の内側の組織の”子宮内膜”を柔らかく厚みを持たせて、受精卵を待ち受けます。

もしこの時期、受精卵がこの子宮内膜に着床すれば妊娠となりますが、そうでない時には一定期間ごとにこの子宮内膜は張り替えられ、不要になった内膜は体外に排出されます。これが生理ですね。

この時、女性の体の中では”プロスタグランジン”というホルモンが分泌されます。このホルモンは、”子宮を収縮させる”働きがあるのです。経血が体外に排出されるために必要不可欠なものです。
ただ、このプロスタグランジンは、同時に”痛みが感じやすくなる”・”炎症を引き起こす”・”胃や腸を収縮させる”働きもあるのです。

そう、あの、お腹の中をギューっと掴まれているような痛みの原因は、主にこのプロスタグランジンにあると言えるのです。

吐き気や激痛を伴う生理痛… もしかして月経困難症かも

生理痛が酷く、生理期間中は寝込んでしまうような女性は”月経困難症”という症状の可能性があります。
この月経困難症には2つのタイプがあります。

機能性月経困難症

器官自体に問題はなく、主にプロスタグランジンが原因となって起きるタイプです。
他にも冷え、ストレス、子宮口が狭い、子宮や卵巣が未成熟である、貧血、生理に対する恐怖・嫌悪感がある場合にも、こちらのタイプと言えます。
まだ心と体が成熟しきっていない若い女性に多く、妊娠、出産を経ることで改善することもあります。

器質性月経困難症

子宮内膜症、クラミジア感染(骨盤内炎症)、子宮腺筋症、子宮筋腫など、器質性つまり子宮や卵巣といった器官自体に何らかの病気が隠れているタイプです。

先に触れた通り、プロスタグランジンは子宮を収縮させる働きを持っています。ですが、体が冷えていると、子宮は収縮しづらくなり、結果としてプロスタグランジンが過剰分泌されてしまいます。
過剰に分泌されたこのホルモンが、生理痛を激痛にしたり、吐き気などの症状も引き起こしてしまうのです。

冷えは女性にとって大敵と言われるのは、こうしたワケもあるのですね。

生理痛を軽減するには、まず冷え性の改善を目指そう

女性の実に8割が、冷え性に悩んでいるというデータがあります。これは女性の体が脂肪を溜めやすい性質を持っていることに起因しています。人間の体は、筋肉と臓器の活動で熱を作っているのですが、筋肉の量に比べて脂肪のほうが多い女性は、自ずと体が冷えてしまうのです。

冷え性を改善するのであれば、まず運動で体の筋肉量を増やし、脂肪量を減らすことです。
”単に脂肪を落とすだけ”では効果がありませんし、不健康なダイエットは、冷えや体調不良を招き、生理痛を悪化させてしまいます。あくまで”熱を生産する筋肉を増やす”ことが目的です。

激しい運動をする必要はなく、毎日入浴後にストレッチをしたり、ひと駅分をウォーキングにしてみたりと、軽い運動で構いません。日々の生活に、ちょっとした運動を取り入れるだけで、体は徐々に冷え性から抜け出し、生理痛も軽減していきます。

また、漢方薬などでゆっくりと体質を改善していく方法も、効果があるとされています。

生理中には、一枚、暖かい肌着を身に付けたり、腰の部分に使い捨てカイロを当てたりすることでも、痛みは軽減されますから、是非試してみましょう。

酷い生理痛の場合は、産婦人科の受診を考えて

寝こむほどの生理痛を抱えている人は、一度、産婦人科での受診で診断して貰うことが重要になってきます。

しかし、産婦人科は女性にとって敷居が高い場所であることは、否定できません。特に若い女性にとって、産婦人科で行われる検診の内容(特に内診)に恐怖を抱いても、それは仕方のないことだと思います。

ただ、やはり何かしらの病気を抱えている場合は、専門医による早期診断と治療が必須です。近年はライフスタイルの変化から、子宮内膜症の女性が増えているという報告もありますし、この子宮内膜症を放置した結果、がん化してしまったというケースも存在します。

ですから、単なる生理痛だと片付けず、産婦人科の受診も視野に入れましょう。

未婚の女性や、そういった経験がなく、内診などに躊躇する場合は、その旨を予め医師に伝えておけば、経腹(お腹の上からの)エコー検査に切り替えてくれることもあるそうです。また、女性の医師を希望する場合も、病院のホームページなどに女性医師の有無や担当日が掲載されていることも多いですから、まず電話などで確認すると、不安も解消できるのではないでしょうか?

女性にとって、生理は切り離せないもの。その憂鬱な日を少しでも改善できるといいですね。

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