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生理前?風邪?それとも妊娠…? 女性の喉の不調の原因とは

      2016/03/02

生理前?風邪?それとも妊娠…? 女性の喉の不調の原因とは

喉が痛い、と聞くと、大抵の場合は風邪のひき始めだと考えるでしょう。

しかし、あなたが女性であるならば、それは風邪ではなく、生理前、もしくは妊娠の初期状態かもしれません。

何故、生理前や妊娠初期に、風邪と同じように喉が痛むのかを見てみましょう。

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喉の痛みの原因、風邪ではなく生理前か妊娠の初期状態かも

喉に違和感がある。そうした状態の時、大抵の人は風邪を疑うことでしょう。実際、風邪のひき始めに喉が痛む・イガイガする・痒いといった症状を感じることが多いためです。

そして、風邪のひき始めならばと、すぐに市販の風邪薬に手を伸ばすところですが、ちょっと待った!

もしあなたが女性であるならば、それは風邪ではなく生理前の徴候、もしくは妊娠の初期状態なのかもしれません。

女性にとって、生理は面倒ではありますが、切り離せないこと。そして妊娠も、女性にとっては今後の生活が変わる一大事です。その2つと風邪を間違えるはずはない…と思うかもしれませんが、事実、多くの人が混同している現状があります。

その原因となっているのが、体の中で起きているホルモンバランスの変化です。生理前も妊娠初期も、女性の体の中ではホルモンによる言わば”体の改造”が行われています。そして、その改造のために分泌されたホルモンが、様々な不調の原因となってしまっているのです。

生理前のホルモンバランスの乱れは、様々な不調の原因

人間の体の中で分泌されるホルモンは数多くありますが、その中で、生理や妊娠、そして女性らしい体への成長など、女性特有の現象を起こすものは主に2種類あります。それが”エストロゲン”と”プロゲステロン”です。

その働きからそれぞれを卵胞/黄体ホルモンや美肌/ブスホルモンという別名を持っていますが、この2つのホルモンをまとめて”女性ホルモン”と呼びます。

この2つは、主に生理周期によって分泌がコントロールされています。それぞれの働きを端的に表すと

エストロゲン=卵胞の成熟を促し、排卵の準備を行う
プロゲステロン=排卵を終わらせ、子宮内を妊娠しやすい、かつ妊娠を継続させやすくする

となります。

そもそもホルモンが体に及ぼす効力は凄まじく強いのですが、その中でも女性ホルモンは、一滴で25mプールの水量に影響を及ぼすほど効果が強いとも言われています。ですから、バランスが崩れたり、普段よりもほんの少し多く出ただけでも、それを体が受け止めきれず、様々な不調を感じるようになってしまうのです。

このホルモンバランスを崩れさせる要因は、不規則な生活や食生活の乱れ、そして日々のストレスにあります。

どうして生理前に、風邪のような喉の不調が起きるのか

女性ホルモンのバランスが特に崩れがちになるのは、性成熟期といわれる18歳から45歳の間。妊娠・出産に適した年齢であると同時に、PMS(月経前症候群)が起きやすい年齢なのです。

PMSの症状は、その字が表す通り、生理前に起きる不調の総称です。これにより起きる不調の種類は200以上にも及び、あの人は腰痛や腹痛、この人は頭痛に眠気、そして自分は風邪のような症状…と、出方にも個人差があるため、そうと気付かないこともあります。

どうしてこのPMSで風邪のような症状が起きるのでしょうか?

まず、ホルモンバランスが崩れている時には、免疫力が低下しがちであることも、その理由の一つ。つまり、本当に風邪をひき始めているのかもしれません。

続いて、プロゲステロンの作用が関係している可能性もあります。プロゲステロンが分泌されている間、体温が平時よりも高くなり、かつ水分を溜め込もうとします。この作用が回り回って、喉が乾きやすく、粘膜が傷みやすい状況を作り出しているのです。

他にも、ホルモンバランスの崩れが目に見えないストレスとなり、実際には異常はないのに喉の神経が敏感になる、”ヒステリー球”という症状を引き起こしている可能性もあります。

妊娠初期にも風邪と同じ症状が出る理由とは

また女性には、平時と比べてホルモンバランスが崩れる時があることを忘れてはいけません。
それが妊娠時です。

特に妊娠初期、まだ自身では妊娠に気付かないような時にも、ホルモンバランスは普段と比べて大きく変わっています。特に、プロゲステロンは分泌され続けるため、熱っぽい、喉が乾く・違和感がある、頭痛がある、だるさ(眠気)を感じる…という、まさに風邪の初期症状と似た感覚を感じることになるのです。

PMSにしろ妊娠初期にしろ、こうしたホルモンバランスの崩れが、風邪のような症状を引き起こしている原因です。

しかし喉の違和感が風邪か、生理前か、それとも妊娠か、その判別は非常に難しいと言えます。
ですから、女性は少し風邪気味だ、とすぐに風邪薬に手をのばすのではなく、まず自分の体のコンディションや生理周期に目を向ける必要があるのです。

特に妊娠初期だった場合、勘違いをして市販の風邪薬を飲んでしまい、お腹の中の赤ちゃんに影響があるのでは、と自分を責める人も少なくありません。勿論一般に売られているような風邪薬では、赤ちゃんの影響はほぼないと言われていますが、こうした不安を抱え続ける状況を防ぐためにも、普段から自分の生理周期を把握しましょう。

生理前に喉が痛む人にうってつけの食材とは

生理前に喉が痛む、そんな人には、是非積極的に摂ってほしい食品があります。それは”ナッツ類”です。

PMSの症状を緩和するには、ビタミンB6、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、大豆イソフラボンといった栄養素を取ることが有効だと言われていますが、このうち大豆イソフラボンを除く4つの栄養素を豊富に含む食材がナッツ類なのです。

加えてビタミンB6には、喉を含む体内の粘膜を健康に保つ効果もあるので、まさにうってつけの食材と言えるのです。

ただ、アーモンドを始めとしたナッツ類は脂質も多く含むので、一度に大量に食べるより、毎日の食事に少量ずつ加えて摂取するようにしましょう。

PMSは特に30代の女性が悩むものですが、この年代の女性は、実に多くのストレス――仕事、家庭、子育てといったものと日々向き合っている年代でもあります。このストレスは、PMSを悪化させる要因の一つです。

そして、まだ自分は大丈夫だと考えている20代の女性も、体力にまかせて無理をしてしまうと、将来的にPMSを発症する可能性が高くなります。

自分の体を一番に守れるのは自分です。今後も女性らしさを保つために、是非今から、将来の体を見据えて生活を見直しましょう。

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