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毎日のお風呂掃除 追い炊き用配管のお手入れも忘れずに!

      2016/02/24

毎日のお風呂掃除 追い炊き用配管のお手入れも忘れずに!

お風呂の掃除の際、目に見える浴槽やお風呂全体がきれいになっているからと、満足してはいませんか?

追い炊き機能のある浴槽の場合、その配管の掃除を怠ってしまうと、そこに雑菌が繁殖してしまいます。

では、この追い炊き配管の掃除は、どのようにすればいいのか見てみましょう。

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きれいに保っているつもりのお風呂場 でも本当にきれい?

お風呂場という場所は、家の中でも特殊な空間。空間全体が濡れることを前提とした場所であり、またそのために、カビが発生しやすさは他の比ではありません。
そこに裸で入るのですから、常に清潔さを保ちたいと考え、日々お掃除に精を出す人も多くいるでしょう。
ただ、お風呂場の浴槽、床や壁、天井のカビや水垢を落として、きれいになったと満足していませんか?
汚れが目に見えないため、きれいだと錯覚している場所があります。
それが、浴槽の追い炊き配管です。

浴槽の形状によっては、追い炊き機能がないために配管が存在しないタイプもありますが、ファミリータイプの住居では、そのほとんどの浴槽に追い炊き機能があり、配管が存在します。
追い炊きは非常に便利な機能ですが、その特質上、実は配管中に汚れが付着しやすく、雑菌が繁殖しやすくなっているのです。

きれいになるためにお風呂に入っているのに、実はそのお湯が雑菌で一杯!――知りたくなかったと事実かもしれませんが、これを機に追い炊き配管の掃除も行いましょう。

追い炊き配管が汚れてしまう原因は何?

まず、追い炊き配管に何故汚れがたまりやすいのかを見てみましょう。

追い炊きが出来る浴槽には2つのタイプがあり、昔ながらの”2つ穴”、”1つ穴”と分けられます。
2つ穴のものは”自然循環式”と呼ばれ、下にある穴から浴槽内の冷たい水を取り込み、風呂釜(現在では主にガス給湯器を指します)で熱した後、上の穴からそのお湯を浴槽内に戻すという、熱いものは上に、冷たいものは下に溜まりやすい自然界の性質を利用した作りになっています。

対して1つ穴のものは、”ポンプ付き自然循環式”、もしくは”強制循環式”の2種類が存在し、どちらもポンプを利用して冷たい水を取り込み、風呂釜で熱した後に戻す、という作りになっています。
どちらのタイプであっても、浴槽と風呂釜とを結ぶ追い炊き配管が存在します。

さて、日々、浴槽のお掃除をしている方なら、ピンと来たかもしれません。
家族全員が利用した後の浴槽やお湯には、どうしても汚れが出ていますね。
つまり、このお湯を取り込んでいる追い炊き配管内にも、同じ汚れが付着し、また汚れを含んだお湯が残ってしまっているのです。

浴槽内のお湯に雑菌が繁殖!? その理由とは

お風呂の追い炊き配管が清潔さを保ちにくいのには、お湯の温度に関係します。

人が入浴した後のお風呂のお湯には、その髪の毛や皮膚などに付着していた大腸菌やブドウ球菌が、またお風呂場内に存在する黒カビなど、雑菌が混ざってしまいます。

多くの人が湯船に浸かる時、そのお湯の温度は、大抵38度から40度、高くても42度程度で利用しているのではないでしょうか?実はこの温度は、これらの細菌にとっても、増殖するために絶好の温度であると言えるのです。

特に、細菌が繁殖するのは36度程度。一度冷め始めたお湯が一番危険だと言えます。事実、一晩置いたお風呂のお湯からは、数万倍近い菌が検出されたケースもあります。

こうした菌を死滅させるには、菌によって差異はありますが、大腸菌でも75度で1分以上熱しなければならず、こうなるとお風呂のお湯に適した温度とは言えなくなりますし、現実的な対処法とは言えません。

勿論、お風呂の風呂釜(給湯器)を含む配管には、極力汚れや残り湯が溜まらないような設計・仕組みにはなっています。それでも、お風呂は毎日使うもの。どれだけ機械側が優れていても、完全な清潔さを保つのは不可能です。

追い炊き配管の掃除、どうやって行えばいい?

そこで、定期的に行いたいのが、追い炊き配管内の掃除です。
使うのは、過炭酸ナトリウムという、所謂”酸素系漂白剤”です。勿論、市販の追い炊き配管用の洗浄剤を使っても構いません。

市販の専用洗浄剤は、浴槽の形状により販売されているタイプが違いますので、注意事項をよく読んで、ご家庭の浴槽に合ったものを購入しましょう。

2つ穴の浴槽では、まず、浴槽を空にした状態で、下の穴(吸込口)をタオルなどで塞ぎます。
その上で、酸素系漂白剤を上の穴の中に押しこむように100グラム程度入れ、50度から60度のお湯を注入します。

そのまま2〜3時間放置し、下の穴を塞いでいたタオルを除き、上下の穴それぞれにホースなどを使って勢い良く水道水を注ぎ、汚れを流しきりましょう。

1つ穴の場合は、残り湯と追い炊き機能を使用します。
残り湯を配管の穴の少し上程度まで減らし(あるいは溜め)、酸素系漂白剤を250グラムを溶かし込みます。

そして、追い炊き機能を使って45度程度まで沸かし、3時間から一晩放置しましょう。
その後、浴槽のお湯を捨て、新しい水またはお湯を溜めた後、再度追い炊き機能を使って配管内を洗浄し、排水します。

こうした追い炊き配管の掃除は、2ヶ月に1度行いましょう。
ただし、浴槽の材質(大理石やひのきなど)によっては、この洗浄法は使えませんから、その場合はメーカーに洗浄方法を確認しましょう。

普段のお風呂の使い方次第で、追い炊き配管の汚れは防げる!

普段のお風呂の使い方でも、追い炊き配管の雑菌の繁殖を抑えることは可能です。

第一に、お風呂のお湯は出来る限り残さない、ということです。
お風呂のお湯を毎日入れ替えるか、それとも数日使うかは、家庭の考え方により方針が異なるため一概に言えませんが、雑菌の繁殖を抑える点を重要視するならば、毎日入れ替えるのが好ましいと言えます。

続いて、体を洗ってから湯船に入る方法も、追い炊き配管の汚れを防ぐためには有効な手段です。
湯船に張ったお湯が汚れるのは、体についている皮脂が溶け出すためです。体を洗ってから入れば、溶け出す皮脂の量も減りますから、お湯の汚れも少なくて済みます。

第三に、湯船は毎日使うこと、です。

毎日使うから汚れるのでは?とお思いかもしれませんが、数日使わなかった追い炊き配管は、毎日使った場合に比べて雑菌が桁違いに繁殖してしまうのです。

夏場など、湯船を久しぶりに使う時には、上記の洗浄を行った上で入浴するようにしましょう。

清潔になるために入るお風呂なのですから、見えない部分も清潔さを保てるよう、普段から気を配りたいものですね。

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