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期待と不安の東京暮らし 住むのは楽しい?それとも辛い?

      2015/11/29

期待と不安の東京暮らし 住むのは楽しい?それとも辛い?

東京は日本の首都であるがゆえに、様々なものが集まります。

他の地域に住む人、それも若い人ほど東京は憧れの街であることも否定出来ないでしょう。

確かに東京に住むと、楽しいことは沢山あります。ですが楽しいばかりではありません。

東京で暮らしていくために、必要なものは何でしょうか?

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期待と不安満載の東京暮らし。住むメリット・デメリットは?

就学・就職・転勤と、様々な理由から東京で暮らすことになった人は、多くの場合、期待に胸を膨らませていることでしょう。

何故なら、何かとメディアで騒がれるのは、”まず”東京だからです。

24時間いつでも利用可能な楽しい遊び場、おしゃれな最新トレンドショップからディープなマニア向けまでのありとあらゆる店。有名グルメ雑誌やテレビで紹介されるような、美味しい料理の食べられるレストラン…。魅力に感じることを挙げればキリがありません。

ただ、同時に不安に思っていることも多いのではないでしょうか?

まず、どんなものでも値段が高いこと。家賃から食料品、遊び場の利用料金、何から何まで高いイメージがあります。続いて(家族連れ、しかも幼い子供がいる家庭では特に重要な)待機児童の多さ。人とビルと車ばかりが溢れて自然が少なく、災害への安全性が低く、空気が汚れていてゴミゴミしている…そんな印象も強いでしょう。

筆者は学生時代は地方都市で育ち、就職で上京してからもうすぐ20年になります。稚拙な体験ではありますが、実際に私が感じたことを踏まえ、東京に住むことのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

若者の一人暮らしは最高! 楽しいことが満載の東京暮らし

まず、東京に住むことのメリット、期待していることの1番に挙がるのが”遊び場”の多さですね。

新宿・渋谷といった都心は、まさに不夜城。他にも都心のあちこちに時間を忘れて遊ぶことができる場所が溢れています。

特に都心であれば、居酒屋やスポーツクラブが随所に(むしろ飽和状態)あるため、会社帰りに”軽く一杯”や”健康的に汗を流してから帰宅”が楽しめます。

23区内であれば、交通機関も充実しています。例え1つの路線が止まってしまっても、地下鉄やバスを使えば目的地にたどり着くことができますし、終電を逃しても漫画喫茶等で一晩を過ごすことだって可能です。

ただ就学・就職などで上京してきた人は、”楽しい場所”が多すぎて、何処に行けばいいのか分からず、とりあえず新宿や渋谷に行ったけれど、人の多さに辟易するだけだった、なんて経験もすることでしょう。

そんな時は情報誌を見るのもいいですが、まずは周囲の先輩に、どんな遊び場があるのか聞いてみることをおすすめします。筆者は社内のスポーツサークルに参加し、その縁から様々な楽しい場所を教えてもらいました。

”東京に住む人は冷たい”は嘘?

特に筆者はそうだったのですが、ある程度東京の暮らしに慣れてくると「あれ、案外東京って”都会”じゃないんだな」と感じました。

勿論、東京の中心・山手線沿線あたりはビルばかりで、主要道路は車が溢れんばかり。歩道も街路樹で整えられて、誰もが都会だと感じる佇まいです。しかし、一歩路地に足を踏み入れてみれば、緑もあるし畑だって広がっています(勿論地方にある”あるがままの自然”と形は異なりますが…)。

テレビで見るような”おしゃれな都会”は、表通りに面した場所だけなのだと改めて感じました。

同様に”都会の人は冷たい”という言葉も、あまりあてにならないことを知ったのも同じ頃です。

満員電車内で真っ青な顔をして倒れた男性に対し、周囲の帰宅途中の人々が一斉に救急活動を行ったり、困っている高齢の方の誘導を若い女性が率先していたり、普通に通りすがりの人の好意を見る場面は多々ありました。

意地の悪い言い方になりますが、田舎特有の濃密すぎる人間付き合いに慣れている人にとっては、東京に暮らす人のサバサバ感は確かに冷たく感じるでしょう。

それを楽と取るか苦と取るかは、その人次第だと言えます。

東京に住むならば、とにかく○○がなければ始まらない?

健全な生活を送るためには、家賃は自身の給料の3分の1であるべきと言われていますが、東京に住むことを考えている学生や給料の少ない職、フリーターは、まず家賃で大打撃を受けます。

23区内の場合、ワンルームのアパートでも、他の地域よりも万単位で高いです。安い物件を探すなら、東京都下で駅から遠く、自転車やバスが必須な場所から探すしかありません。

車を利用すればいいと考えるかもしれませんが、駐車場代も馬鹿になりません。月額数千円で駅前の駐車場が使えた地方と異なり、駅前にそうした駐車場がある地域は、残念ですが23区内には存在しません。むしろ小回りの効く自転車などを利用する方がずっと便利です。

家賃で無理をして、その分自炊をして食費を浮かせようと思っても、今度は食材の値段がネックになります。食材1つにつき地方と100円以上の差があることはザラですし、安いスーパーでまとめ買いをしても、料理のスキルがある程度ないと、食材を余らせた結果腐らせてしまったり、無駄な出費が増えていきます。

特に食べ盛りの学生は、最低限の料理の腕前がないと食費が嵩む一方です。

楽しいばかりじゃない東京暮らし。心のストッパーは常に持ち続けて

東京に住もうと思ったら、絶対に身につけるべきものがあります。それは心のストッパー・”節制”です。

これは金銭面は勿論ですが、他の面でも同様です。水が低い方に流れるように、楽しいことばかり・楽なことばかりを追い続けてしまうと、あっという間に行き詰まります。
お金を出せば、いくらでも楽しい思いができるのが東京です。何に関しても――例えば飲食店一つ取ってみても、選択肢は豊富に用意されています。

人との付き合い方も同じです。人と接するのが嫌ならば、最小限の人付き合い(学校や会社、買い物先の店員と接点のみ)で済みますし、友達が欲しければ機会も場所も豊富にあります。自分が望むままを受け入れてもらえるのは長所でしょう。

仕事だっていくらでも働き口は存在しますし、夢を叶えるためのフリーター生活も、東京では決して珍しくないものです。

でも、何か目的を持って東京に住もうと考えているのなら、絶対にその軸をずらしてはいけません。

東京は”来る者は拒まず、去る者は追わず”を体現している街です。夢に破れても、慰めてはくれません。

一時の楽しさに惑わされず、自分で自分を律することを忘れなければ、東京での暮らしを本当の意味で楽しめるように思います。

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