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ブレーキを踏むと異音がゴゴゴと鳴るのはここに原因がある

2015.12.13

車の運転中にブレーキを踏むとゴゴゴという異音がすれば、ブレーキが壊れたのではないかと誰でも不安になるものです。

しかし多くの場合、ブレーキの効き自体には問題はありません。

では、どこが悪いのでしょうか?

今回は、ブレーキを踏むと異音がする原因を紹介しましょう。

ブレーキのゴゴゴという異音の原因【古いパッドの場合】

車を運転しているときにブレーキを踏むと、ゴゴゴという異音がすることがあります。経験した人も多いでしょう。それは、いかにも不気味な音で、何かをひきずっているような音でもあります。これをもって、ブレーキが効いている証拠だという人もいます。確かに、通常は音がせずブレーキを踏んだときにだけ異音がします。しかも、ブレーキ自体はちゃんと効いています。では、このような異音がしても問題はないのでしょうか?

実は、ブレーキのパッドが古くなったときにこのように異音がする場合があります。長距離を走るとどうしてもブレーキを使います。その結果、緩衝材としてのパッドがすり減ってしまい金属同士が擦れることによってディスクが傷つくのです。つまり、このゴゴゴという異音は金属同士が擦れる音なのです。

このように、古くなったパッドが磨り減って異音がする場合、通常の走行では音はしません。ブレーキをかけたときだけ音がします。もちろん、ブレーキの効き自体には問題はありません。また、雨の日に異音がすることが多いというのも特徴です。

ブレーキのゴゴゴという異音の原因【新しいパッドの場合】

ブレーキの異音は古いパッドのときだけでなく、新しいパッドに交換したときにも起こることがあります。そのことが問題を複雑にしています。

このときの特徴は、最初のうちはブレーキをかけても異音はしないということです。ある程度時間が経過したあとにブレーキをかけると異音がするということです。もちろん、このときもブレーキの効き自体には問題がありません。では、新品のパッドでもゴゴゴという異音がするのはどこに原因があるのでしょうか。

すべての場合がそうだというわけではありませんが、ときにはパッドが持っている性質に原因があることがあります。つまり、車を運転してしばらく走ることによってパッドは温度を持ちます。このとき、ある温度に達するとブレーキを踏むと異音がするようになるのです。

異音が気になるのであれば、別の種類のパッドに入れ替えてはどうでしょう。それで異音が治まれば、前のパッドに原因があったということです。もしも、それでも異音が治まらないようであれば、ディーラーや修理工場などの専門家に相談するといいでしょう。

ブレーキを踏むときだけ異音がする場合

パッドの古い新いに関係なく、ブレーキを踏むときだけ異音がする場合があります。それは、先に説明したようなパッドの磨耗でもなければ、温度帯の違いによるパッドの性質の問題でもありません。では、何が原因なのでしょうか。

まず考えられるのは、ブレーキパッドがディスクに当たる角度が悪いということです。ブレーキパッドとディスクに角度がなく水平になっていれば、均等に力が加わります。しかし、少しでも角度がついていると、どうしてもそこに力が集中してしまいます。そのため、ブレーキを踏むときだけ異音がするのです。

次に考えられるのは、アンチロック・ブレーキシステム(ABS)が作動しているということです。ABSは、急ブレーキをかけたときにタイヤの回転が止まってしまうロックを防いでくれます。ABSを作動させるにはブレークを強く踏む必要があります。そして、ABSが作動すると、ゴゴゴという異音がすることがあるのです。もちろん、これは故障ではありません。ドライバーの安全を守ってくれる仕組みですので、そのまま踏み続けましょう。

パッドのクセもブレーキの異音の原因になる

ブレーキのパッドもピンキリです。外国製の安いものから国産の純正品まで、多くの製品が出回っています。国産の純正品なら問題はないのですが、外国製の安いものの場合、パッドの性能に問題がある場合があります。もちろん、ブレーキが効かなくては大問題です。しかし、ブレーキの効きだけよかっても、その時に大きな異音がするようであれば問題です。

もし、いま使っているパッドが外国製の安いものでブレーキを踏むときの異音が気になるようであれば、ここで思い切って国産の純正品に替えてはどうでしょうか。少し値段は高くなってしまいますが、国産の純正品は海外製に比べて性能が高く、ブレーキ時の音も小さく、ブレーキの効きもいい。しかも、ダストも出ません。

もちろん、国産の純正品であればどれでもいいというわけではありません。いま自分が乗っている車に合ったパッドにするべきでしょう。そうすれば、ブレーキの異音に悩まされることも少なくなるでしょう。

定期検診ではブレーキの異音も見てもらおう

普通車の場合、2年に1度の車検を受けることが法律で義務付けられています。そのときの検査項目には、ブレーキの効き具合というのが入っています。可能であるのなら、そのとき一緒にブレーキの異音も見てもらうといいでしょう。パッドやディスクが関係するブレーキの異音というものは、素人ではなかなか分からないものですから。また、原因が分かったとしても、素人にはなかなか手が出せないものです。

まとめ

ひと口にブレーキの異音といっても、さまざまな原因があることが分かりました。パッドが磨り減っている場合、すり減っていなくてもパッドの性質に問題がある場合、安物のパッドに問題がある場合などです。また、ABSの作動音を異音と勘違いすることも少なくありません。

いずれにしても、ブレーキの異音がするだけでなく、ブレーキの効き目自体が悪くなるとしたら大問題です。そうなったら事故を未然に防ぐためにも、早めにディーラーや自動車修理工場などの車の専門家に見てもらいましょう。

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