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アルバイトを辞める時の礼儀とは?お礼って用意すべき?

2016.1.21

進学・就職・転居などの事情から、職場に対する不満やトラブルといったものまで、アルバイトを辞める理由は人それぞれ。

ただ、そこで働いて賃金を得ていた以上、一定の礼節をもって退職したいものですね。

さて、そんな時に”お礼”って、用意すべきでしょうか?

アルバイトは簡単に辞めることができる…?

アルバイトは正社員やその他の労働形態に比べ、手軽に賃金を稼げるだけでなく、”パッと始めてパッと終われる”印象を持ってる人が多いでしょう。

確かに、多くの仕事で、アルバイト従業員にかかる責任は、正社員に比べてかかる重くない上、入社にも退社にも、それほど多くの手続きを必要としません。電話一本で「辞めます」と伝えて終わりにしてしまう人や、無断欠勤をしたまま連絡もなしにフェードアウト…という強者(?)も珍しくありません。

特に学生アルバイトさん達は、こうした手続を面倒くさいと考える傾向があるようです。嫌なバイト先に払う礼儀は必要ない、とさえ考えることもあるでしょう。

ですが、働いている以上、そこには契約が存在します。正規雇用ではなくとも、労働契約を結んだ上で働いて賃金を得ているのですから、アルバイトと云えど正式な手順を踏んで退職したいものです。

では、アルバイトの正式な辞め方とはどんなものでしょう?また、辞める時にお礼を渡したりする必要はあるのでしょうか?

アルバイトを辞める時の正式な手順とは?

まず、アルバイトの退職希望は、いつ伝えるべきでしょうか?

労働契約を結んだ時、退職に関する説明や、契約書に記述があった時は、それに従うべきですが、そうでない時は、多くの人が辞める1ヶ月から3ヶ月前に責任者に退職したい旨を伝えるのが通例になっています。

多くのアルバイト先が取り入れているシフト制。バイトに入れる日を自分で申請して勤務時間を決める方式の場合、シフトを提出する際に退職する旨を伝えるのがいいでしょう。

もし大学4年生で、就職先が決まっているなどの事情があれば、バイトとして働ける期限は自ずと決まりますね。例え半年、数ヶ月先の話でも、決まった時点で上司等、責任者に伝えておくのがスマートでしょう。

その上で、例えば3月中に新しい拠点に移動する、新生活の準備などを整える必要があるなど、最終的な期日が決まったら改めて伝えるのがいいでしょう。

問題は、急に地元に帰る必要が出来た、家族の引っ越しが急に決まった、上司と喧嘩をして居づらくなった、仕事を続けるのが嫌になった…など、すぐにでも辞めたい時。
こんな時はどうすればいいのでしょうか?

急に辞めなければならなくなった時、どんな風に伝えるべきか

法律的には、アルバイトも、退職したい日の2週間前にその旨を通知すれば退職できることになっています。

また一般的な礼儀やマナーとして、現在決まっている勤務日・時間・シフトのうちは働くべきではあります。

ただ、急な状況の変化で、すぐにでもバイトを辞めたい時には、どのように伝えればいいのでしょうか?

まず、辞めなければならなくなったことが決定した時点で、速やかに責任者にその旨を伝えましょう。

家族が病気になった、引っ越さざるを得ない状況になった、その理由を伝えた上で「本当に申し訳ありませんが、もう出勤することが出来なくなりました。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします」と、”迷惑をかけることは把握しているが、それでも出勤が不可能だ”ということを伝えるしかありません。

経営者・責任者にとって、人員の確保に、多くの労力をかけています。
そして、それを補うのは他のアルバイトであり、一人が抜けることは周囲に多大な迷惑をかける行為です。

どうしても出勤できない理由が出来た時を除き、突然辞める行為は重大なマナー違反だということは、心得ておきましょう。

アルバイトを辞める時、”お礼”を用意する必要はある?

では、退職日が無事に決まった時、バイト先にお礼をすることは必要でしょうか?
基本的に、アルバイトという身分では、お礼を用意する必要はありません。ですが長年働いたバイト先だったり、いい人間関係が築けたバイト先であった時は、せめてものお礼という形で、菓子折りなどを用意するのもいいでしょう。

これは義務でもルールでもなく、素直な気持ちの問題ですから、無理に用意する必要はありません。それでも、身につけておいて無駄ではない”気遣い”です。

お礼を用意する時は、こうした場で用意するのは貰って邪魔にならず、その場でも消費できることから”消え物”(飲食物を指します)を用意するのが礼儀とされています。

また、同じ職場で働く人全員ががお礼を渡したその日に出勤していることも少ないでしょうし、持ち帰りも出来ますから個別包装のものを選ぶといいでしょう。

以上のことから、1000円から3000円程度の、日持ちのする焼き菓子がベストでしょう。職場によっては、コーヒーやペットボトルの飲み物等も喜ばれるでしょう。

バイト先にお礼を渡す時はどんな風に渡すべきか

何か職場でのトラブルの時を除き、すぐにでも辞めなければならなくなった時は特に、お詫びの気持ちをこめ、お礼を用意するのもいいでしょう。

逆に短期や期間限定のアルバイトであった場合、こうした職場では、往々にしてスタッフに対する心遣いよりも働きぶりを重視しますので、あまりお礼を考える必要はないでしょう。

また急な転居などで職場に顔を出さずに辞めた場合には、もし制服などの返却があるならばその時に同封する、そうでないならば無理に用意する必要もないでしょう。

お礼を渡す時は、最後の出勤日の当日、責任者やトップに当たる人に最後の挨拶をしながら渡すといいでしょう。
「今までありがとうございました。少しですが、お礼に用意しましたので、皆さんで召し上がってください」と渡せば完璧です。

更に、簡単な挨拶を書いたメモを置いておくのもいいでしょう。

正社員や派遣社員と異なり、アルバイトは身軽な立場です。気に入らなければ辞めて別のバイト先を探すことも、勿論可能です。
ただ、仕事をし、その対価として賃金を得ている以上、一定の礼儀と節度は(例え学生であっても)必要です。

”お礼”を用意する必要は必ずしもありませんが、言葉での”お礼”は、しっかり伝えるようにしましょう。

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