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お風呂に毎日入らないのは不潔?そんな常識を覆します

2016.2.2

日本人はきれい好きです。

総じて少々潔癖症の嫌いもあるくらいです。

毎日TVのCMでは、除菌と防臭のグッツばっかりです。

そんな日本人の常識はお風呂には毎日入るということ。

しかし毎日入らないというのは間違ってはいないのです。

日本人のお風呂事情

江戸時代から欧米諸国に比べて公衆衛生が発達していた日本は、かなり頻繁にお風呂に入る人種でした。

よく言われる香水やオーデコロンは体臭を隠すためであり、欧米人は日本人ほど頻繁にはお風呂に入る習慣はありませんでした。

家に風呂がなくても、日本には温泉や銭湯が多数あったため、風呂に入るというのは決して特別なものではありませんでした。

しかし、毎日の入浴する人が多くなったというのは、ここ数十年のことではないでしょうか?

実はそれは生活習慣が変わったためです。

古いおうちにはお風呂がなく風呂は銭湯でという家庭が多い時代は毎日入ることはなかったはずです。

お金も嵩みますし、毎日通うのは中々時間的にも難しかったのではと考えられます。

しかし、家風呂になる家庭が増えると風呂を沸かすのも簡単になったので、いつの間にか毎日入る人が増えたように思えます。

最近は毎日どころか、朝と夜に1日2回も入る人が出ているくらいです。

日本人のお風呂事情はここ数十年で大きく変わりました。

お風呂は毎日入る?入らない?

あるアンケート調査によると、毎日お風呂に入る人は、77%にも上ります。

ほぼ圧倒的多数といってもいいでしょう。

ちなみに1日2回入る人は約7%、2日1回の人が約9%で、大多数はこれくらいの頻度でお風呂に入っているようです。

やっぱり頻繁に入る人は「入らないと気持ち悪い」というコメントを残しています。

このお風呂の定義は、湯船という意味なのか、シャワーを含んでいるかは解釈が分かれるとことで、コメントを残した人の中には、厳密にシャワーは回数に入れないという人もあるようです。

その結果を加味すると、ほぼ9割以上の人は毎日お風呂もしくはシャワーを使っているとう結果にもなりそうです。

今の日本はとてもきれい好きを通り越して潔癖症の嫌いがあります。

その証拠に除菌や消臭をうたった数多くの商品の他、においを消したり、香りをつける商品が巷に溢れています。

CMを見ていても、菌の繁殖や、体臭を含むにおいに関する嫌悪感を殊更煽るような内容が多く見受けられます。

お風呂を毎日は入るのは健康に良い?

今巷ではお風呂は毎日入るのは健康に良いと言われています。

その効果について解説します。

まずは温熱効果。

冷えは健康の大敵です。

そのため、体を温める入浴は体にいいとされています。

血行が良くなれば、腰痛や肩こりなど慢性の痛みを緩和する効果もあるそうです。

次に浮力効果。

これは重力による体の負担が、お風呂に浸かると浮力が働くことによって、その負担が軽減化されるというもの。

そして水圧効果。

水圧により、下半身にたまった血液が心臓に戻ります。

その結果血液の循環によりむくみが解消されるようになります。

最後にリラックス効果。

ゆったりとお湯につかることにより、緊張していた体の緊張が解けて、合わせて心もリラックスしていきます。

また半身浴という入浴方法もあり、ぬるめのお湯にみぞおちぐらいまで浸かります。

おおよそ20分〜30分程度が最適といわれています。

半身浴の他、足湯というように、足だけお湯に浸かっても、体を温める効果があり、温泉地では無料で足湯に入れる場所が作られています。

毎日お風呂に入らない方が健康に良い?

「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があります。

簡単に言えば、やりすぎはよくない、つまり適度が大事ということです。

さて毎日お風呂に入るのは適度な事といえるのでしょうか?

日本人の清潔傾向はどんどん右肩上がりで上がっています。

そのため、一日でもお風呂に入らないもしくはシャワーを浴びないのは耐えがたくなっています。

そのうえ垢が残らないように、必ず体を洗って、洗髪もかかさない。

しかしこれは肌のバリア機能に重大な影響を与えているという説があります。

そもそも、菌をすべて除去するというのは極めて異常な状態なのです。

ありすぎてもこまりますが、なさ過ぎても健康に良くないのです。

毎日の入浴や体を洗うことによって、本来は体に残っていなくてはならない数の菌まで流されてしまい、結果肌は本来のバリア機能を失って、肌から異物が入るのを防げなくなったり、水分が蒸発する事を防げなくなっています。

逆にお風呂の回数を減らすことにより、皮膚炎がよくなったり、髪が絡みにくくなくなったといった例があるそうです。

お風呂に毎日入らなくても

結論から言えばお風呂に毎日入らなくても当然ですが死にません。

お風呂に入るには、水と水をお湯に変えうる熱源が必要です。

この二つがそろっている国は、決して多くはないのです。

今の日本人は、毎日お風呂に入れる状態であるという事が何よりも恵まれている証拠でしょう。

しかし、過度の清潔志向の先には幸せはありません。

菌が全くない無菌状態というのは、自然ではありえない、つまり不自然な状態です。

その不自然な状態を維持するというのは、それだけでもう健康とはいえないでしょう。

そもそも予防接種自体、体に菌を入れて抵抗をつけるという考えのもと、菌に感染させているのです。

無菌状態の人間は、長生きできません。

ある程度の菌に抵抗力出来ないと生きていけないのです。

だから、お風呂に入るのは健康にいいというのはもっともな意見ですが、必ず毎日必要かといえば、必要でない日もあるはずです。

季節やその時の生活によって、休肝日のように、お休みを作るのもいいでしょう。

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